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【写真93枚】新型メルセデス・ベンツGLBの全ラインナップが出揃う。新開発1.5LハイブリッドとエントリーEVを追加

メルセデス・ベンツ GLB 250+ with EQ Technology
メルセデス・ベンツ GLB 350 4MATIC with EQ Technology

日常のヒーローが真の完成形へ

2025年12月のワールドプレミアで話題を呼んだ新型メルセデス・ベンツGLBの全ラインナップがついに明らかとなった。新たに発表されたのは、かねてから予告されていた48Vテクノロジー搭載のハイテク・ハイブリッドモデルの全容と、電気自動車の裾野を広げるエントリーモデル「GLB 200」だ。ここでは、完全新開発の1.5L直列4気筒エンジンや8速eDCTなど、その最新メカニズムの詳細に迫る。

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新開発1.5L4エンジンと8eDCTによる精緻なハイブリッド

欧州で2026年3月中旬からオンライン受注が開始されたハイブリッドモデルは、技術的にも非常に意欲的な作りに仕上がっている。その中核となるのは、メルセデス・ベンツが新開発した「M 252」と呼ばれる1.5Lの直列4気筒ガソリンエンジンである。FAME(モジュラーエンジンファミリー)に属するこのパワーユニットは、アルミニウム製クランクケースにNANOSLIDE技術を採用し、ミラーサイクル燃焼プロセスを組み合わせることで、効率の向上と低燃費を追求している。また、4気筒を採用したことや広範な吸音材の配置により、優れたNVH(騒音・振動・ハーシュネス)性能も実現している。

写真はEV仕様のメルセデス・ベンツ GLB 250+ with EQ Technology

このエンジンには、最高出力22kWを発生する電気モーターを内蔵した、新開発の非常にコンパクトな8速デュアルクラッチトランスミッション「8F-eDCT」が組み合わされる。搭載される48Vのリチウムイオンバッテリーは最大1.3kWhのエネルギー容量を持ち、市街地走行時や20kW以下の出力が求められる場面では、電力のみでの走行も可能としている。さらに、時速100km/hまでの速度域ではエンジンを切り離したコースティング走行も実現しており、全8段のギアで最大25kWのエネルギー回生を行えるなど、電動化の恩恵を最大限に引き出している。

出力は3段階を用意。EVと明確に差別化された専用フロントマスク

ハイブリッドモデルのラインナップは、出力と駆動方式の組み合わせで多岐にわたる。最高出力100kW(136ps)の「GLB 180」、120kW(163ps)の「GLB 200」および「GLB 200 4MATIC」、そして140kW(190ps)を誇る「GLB 220」および「GLB 220 4MATIC」という3段階の出力レベルが用意されており、前輪駆動または四輪駆動を選択できる。

写真はEV仕様のメルセデス・ベンツ GLB 250+ with EQ Technology

外観において電気自動車モデルと見分ける数少ない特徴が、フロントのラジエターグリルである。ハイブリッドモデルには、標準装備のLEDライトガイドに縁取られたクロームのメルセデス・ベンツパターンを持つクラシックなラジエーターグリルが採用されており、明確な個性を放っている。ドイツ本国での価格は46,868.75ユーロからと設定されている。

998万円から。実用性を極めたエントリーEVGLB 200 with EQ Technology」を追加

電気自動車(BEV)のラインナップにも新たな動きがあった。すでに発表されていた「GLB 250+ with EQ Technology」や「GLB 350 4MATIC with EQ Technology」に加えて、エントリーモデルとなる「GLB 200 with EQ Technology」が新たに発売された。

GLB 200 with EQ Technologyは最高出力165kWのモーターと58kWhのバッテリーを搭載し、WLTPモードで374kmから431kmの航続距離を確保している。最大200kWでのDC急速充電にも対応しており、日常使いにおける実用性は十分である。こちらのドイツ本国での価格は53,454.80ユーロ(約998万円)からとなっている。

 

写真はEV仕様のメルセデス・ベンツ GLB 250+ with EQ Technology

【ル・ボラン編集部より】

絶対的なボディサイズに制約があるCセグメントにおいて、「最大7人乗車」という高いパッケージング能力と「市街地での取り回しの良さ」は本来トレードオフの関係にある。しかし新型GLBは、Gクラスの血統を感じさせるスクエアな意匠を箱型骨格の最適解として採用することで、この物理的な矛盾を見事に解決してみせた。

さらに今回のアップデートの白眉は、そのクラシカルで無骨な佇まいの内側に高度な知性を宿した点にある。新世代MBUXがもたらす直感的なデジタル体験に加え、詳細が明らかになったハイブリッドや追加された純電動モデルの陣容が完全に整った。泥臭いSUVの記号性をあえてまといながら、中身は徹底してスマートでクリーンという二面性こそ、現代のメルセデスが描く洗練なのだ。あらゆるライフスタイルに応える全方位の布陣が完成したことで、本作は名実ともに真の「多用途な日常のヒーロー」へと昇華したと言えるだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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