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【ジープ・ラングラー】特別仕様車の最終作「スイッチバック」発表。製造工程で黒とグレーの外装を入れ替え、復活のゲッコーを配色

ジープ・ラングラーの特別仕様車シリーズが完結

ジープ・ブランドは2026年10月12日、カナダのオンタリオ州ウィンザーにおいて、2027年型「ジープ・ラングラー・スイッチバック」を発表した。同モデルは、85年にわたるブランドのヘリテージやデザイン、自由、そして伝説的な4×4性能を祝うため、1年間にわたり展開されてきた特別仕様車企画「Twelve 4 Twelve」シリーズの第12弾にして最終モデルである。ベース車両には「ルビコンX」が採用され、2ドアおよび4ドア仕様が設定される。

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製造ラインでパーツを入れ替える斬新なエクステリア

「Twelve 4 Twelve」シリーズではこれまで、ミリタリーのルーツやウエスタンカルチャー、レトロデザイン、コンセプトカーなどからインスピレーションを得たモデルが展開されてきた。そのフィナーレを飾る「スイッチバック」は視点を未来へと向け、現代のゲームやデジタルカルチャーにおける大胆な色彩やグラフィック処理、異なる要素を組み合わせる創造性から着想を得ている。ジープ・ブランドCEOのブランデン・コテ氏は、85年を経た今でもラングラーの可能性を表現する新しい方法が存在するとし、同モデルがラングラー本来のパーソナライゼーションの精神を思いがけない領域へと導く完璧なフィナーレであると語っている。

エクステリアの最大の特徴は、ラングラーが本来持つ「組み立てキット」の哲学を、カラーとコンポーネントの意図的なミックスによって具現化した点にある。グロスブラックとスティンググレーの車両において、デュアルベント・パワードームフードとドアが仕様間で互いに入れ替えられており、まるで兄弟車のラングラー同士がパーツを交換したかのような視覚効果を生み出している。このアイデアは実際の組み立て工程にまで及んでおり、グロスブラックとスティンググレーの車両を製造ラインに連続して流し、通常の生産工程の中でドアを交換したのち、架装センターでフードを入れ替えるというユニークな手法で製造される。さらに、鮮やかな「ゲッコー」カラーがシグネチャーアクセントとして復活を果たした。グリルサラウンドやフードグラフィック、スイングゲートデカールに加え、ラングラーの市販モデル初となる鮮やかなカラーのビードロック・ホイールリングに専用開発のゲッコー仕上げが採用されている。このほか、スティンググレーまたはグロスブラックの3ピース・ハードトップや「Switchback」フードグラフィック、スティンググレーの「41」ボディサイドデカール、ブラックの「Jeep」および「Trail Rated」バッジ、ブラックの牽引フックなどが装備され、コントラストの効いた外観を完成させている。

外装と呼応する先進的なインテリアと価格設定

インテリアにおいても、コントラストを強調したデザインテーマが貫かれている。シートには専用の「Switchback」型押しロゴがあしらわれたグローバルブラックのナッパレザーを採用し、ラングラーとして初採用となるシーソルトのナッパレザーがインストルメントパネルサラウンドやドアアームレスト、センターコンソールリッドに配された。キャビン全体にはパールとライムのアクセントステッチが施されており、このライムのステッチや直線的なグラフィック処理が外装のゲッコーアクセントやグラフィックと呼応することで、内外装に一貫したデザインストーリーを生み出している。

また、室内には専用の「Switchback」カップホルダープレートとスイングゲートプレートが備わる。スイングゲートプレートには設計図スタイルのラングラーのイラストや技術仕様、地図のエレメント、デザインと製造の物語を伝えるデトロイトおよびトレドの表記が描かれている。さらに、ウィリスのサテンクローム・シフターメダリオンや、象徴的な7スロットグリルとウィリスのシルエットをあしらった空調ベントのグラフィックなど、ブランドのルーツに敬意を表したディテールも随所に盛り込まれた。2027年型「ジープ・ラングラー・スイッチバック」の受注は11月に開始される。パッケージ価格は2995ドルで、2395ドルの配送料および追加手数料を含むカナダでのメーカー希望小売価格は、2ドアモデルが8万7370ドル、4ドアモデルが9万1180ドルとなっている。

【ル・ボラン編集部より】

近年の改良でラダーフレーム特有の横揺れを抑え、直進安定性と快適な乗り心地を手に入れた現行ラングラー。だが、その根底に流れるのは、原点ウィリスMBから連綿と受け継がれる「分解・修復が容易な純粋な道具」としての設計思想だ。製造ラインで異なる車体色のドアやフードを入れ替えるという前代未聞の手法は、奇抜な演出に見えて、実はこのクルマが持つ「究極の組み立てキット」としての機能美を逆説的に証明している。伝統のタフネスと現代的な遊び心を高い次元で融合させた、85周年の節目を飾るにふさわしい快作である。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photo: Stellantis
LE VOLANT web編集部

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