































「もっと、クルマを楽しむ」をテーマに富士スピードウェイで開催された熱狂の2日間
2026年10月3~4日の2日間、富士スピードウェイで「マツダファンフェスタ2026」が開催された。ル・マン制覇35周年を記念したチャージカラーの787Bによる史上初の2台同時ランデヴー走行をはじめ、『頭文字D』の原画特別展や劇中仕様RX-7の展示、開発エンジニアによる体験企画など、過去最多となる約70ものコンテンツが集結。見る・乗る・学ぶ楽しさに満ちた熱狂の2日間をレポートする。
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787BのTシャツを正装にいざ初参戦!国際レーシングコースは朝から目白押し
母が運転する初代ルーチェで育ち、初めて購入した新車はランティスクーペ、心が疲れた時には787Bの音を聞く習慣があるのでマツダファンのひとりという自負を持つ筆者。恥ずかしながらマツダファンフェスタには初参加。参加といっても見物しに行くだけなのだが、一昨年マツダミュージアムのお土産コーナーで購入した787BのTシャツで正装して向かった。
昨年に続き、富士スピードウェイを舞台に開催された「マツダファンフェスタ2026」(MAZDA FAN FESTA 2026、以下MFF)。「もっと、クルマを楽しむ」をテーマに、10月3~4日の2日間にわたって行われたイベントは、全国のマツダ販売会社やグループ会社の正社員がチームを組んで競う3時間耐久レース「マツダグループチャレンジカップ」(通称:マツチャレ)の予選で幕を開けた。
この国際レーシングコースでは、マツチャレの決勝、マツダ車パレードラン、787Bをはじめとする歴代レーシングカーのデモラン、メディア対抗ロードスター耐久レース(通称:メデ耐)の練習走行から予選、本戦と目白押しだった。
史上初となるチャージカラー787Bの2台同時走行とサーキットサファリに大興奮
今年は、787Bが1991年の第59回ル・マン24時間レースで日本車として初の総合優勝を達成してから35周年の節目。これを記念して、史上初となるチャージカラーの787Bによる夢のランデヴー走行も実現した。2台の787Bが、往年のレーシングカーから最新のスーパー耐久シリーズ参戦車まで歴代レーシングカーを牽引するデモランは目にも耳にも圧巻だ。
バスに乗車してレーシングカーと混走するサーキットサファリや、グリッドウォークも行われて大いに盛り上がった。筆者も787Bのロータリーサウンドを脳に焼き付けようと耳栓を外して臨んだら、その余韻が約2週間耳に残るという最高の体験となった。
『頭文字D』原画特別展と高橋兄弟の劇中仕様RX-7(FC/FD)展示にファンが集結
一方、静寂な空間で熱い注目を集めていたのが、ピットビル内で行われた『頭文字D』原画特別展だ。しげの秀一先生の原画を間近でじっくり見られるとあって、続々と“イニD”ファンが詰めかけていた。
加えて、屋外のパドックに設けられたメディアコーナーには、高橋涼介と啓介兄弟の等身大パネルと共に、劇中仕様のそれぞれの愛車が展示されていた。兄・涼介の白いマツダ・サバンナRX-7(FC)、弟・啓介の黄色いマツダ・アンフィニRX-7(FD)と一緒に写真を撮るファンの姿が絶えなかった。
メディアブースやカスタムショップ、マツダ開発陣の体験型ワークショップも大賑わい
もちろんメディアコーナーなので、われらが芸文社チームも「マツダファンブック」「ノスタルジックヒーロー/ハチマルヒーロー」そして「ル・ボラン」としてブースを出展。ブース前に展示された、マツダ車カスタマイズの定番「オートエクゼ」のストリートサスキットを装着した、生足状態のNAロードスターは注目の的となっていた。
そのほかパドックには、カスタムショップ&メーカーが45ブース、マツダ販売会社&グループ会社が14ブース出展し、それぞれが展示のみならず、タッチ&トライや各種実演、ワークショップを展開。各社工夫を凝らしたノベルティーの配布もあってわくわくする。
また、ピットビルの屋上では、マツダのエンジニアたちが企画デザイン、開発、生産といった部署ごとにブースを出展。それぞれの仕事にまつわるワークショップを展開していた。クルマがどのように考えられ、つくられていくのかを、実際に手を動かしながら学べるのが魅力。大人も子どもも夢中になって体験する姿が見られ、クルマへの理解が深まると同時に、もっと好きになるきっかけにもなりそうだ。
トークショーからエンジン分解実演まで!過去最多約70の企画がすべてのクルマ好きを魅了
イベント広場のメインステージでは、トークショーやヴァイオリンの演奏会を開催。筆者も「寺田陽次郎ル・マントーク」を聴こうと駆け付けたが、会場は大盛況。なんとか立ち見で楽しむことができた。
同じイベント広場には、安心ドライビングレッスンや海外専用モデルの車両展示、ここでしか買えない特別仕様ロードスターの展示販売など、気になる企画が盛りだくさん。ロータリーエンジンやレース用トランスミッションの分解実演ショーまであり、メカ好きにもたまらない内容となっていた。
見るのが好き、乗るのが好き、バラすのが好き。そしてこんなジャンルの、あんな年代のクルマが好き……。ひと口にクルマ好きといっても幅広い。そんな多様な好みに応え、誰もがグッとくるコンテンツがたっぷり用意されているのには驚いた。クルマを楽しむ切り口がこれほど多彩だと、どこから回るか迷ってしまうほど。過去最多となる約70ものコンテンツが用意された今年のMFFは、2日間ですべてを楽しみ尽くすのも難しいほどの充実ぶりだった。
大人も子どもも大興奮。クルマについて学べて、ためになって、何よりめっちゃ楽しい。クルマ好きの心をくすぐる企画があちこちにちりばめられた、まさにマツダファンのお祭りだ。マツダ車に乗っている人も、そうでない人も、会場を後にするころには、きっとクルマがもっと好きになっていたに違いない。
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