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43年ぶりに筑波でグラチャンマシンが激走!「GCリターンズ」第2戦の熱狂は、11月3日(火・祝)に富士で初開催の「WHEELVERSE 2026」へ

かつてのトップカテゴリーのスポーツカーレース「グラチャン」のマシンによるGCリターンズ 2026第2戦が筑波サーキットで行われた。
かつてのトップカテゴリーのスポーツカーレース「グラチャン」のマシンによるGCリターンズ 2026第2戦が筑波サーキットで行われた。
かつてのトップカテゴリーのスポーツカーレース「グラチャン」のマシンによるGCリターンズ 2026第2戦が筑波サーキットで行われた。

伝説の富士グランチャンピオンレースが現代に蘇り、次は11月3日の聖地・富士へ!

往年の「富士グランチャンピオンレース」出場マシンが集う「ワールドヘリテージGCリターンズ」第2戦が筑波サーキットで行われ、43年ぶりとなるGCマシンの快音が豪雨のコースに響き渡った。そしてこの熱狂は、11月3日(火・祝)に富士スピードウェイで初開催される「WHEELVERSE 2026」へと続く。筑波での激闘を振り返りつつ、富士に集結する伝説の名車とレジェンドたちの情報をお伝えする。

【画像22枚】豪雨の筑波を駆けた「グラチャン」マシンと、11月3日の富士に集う日産R91CPなど伝説の名車たちを見る
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社会現象を生んだ「グラチャン」の熱狂再び。43年ぶりに筑波を走ったGCマシンたち

往年の「富士グランチャンピオンレース(以下GC)」出場マシンによるリバイバルレース「ワールドヘリテージGCリターンズ(World Heritage GC Returns/以下GCR)」が、2026年7月の岡山国際サーキットでの初開催を皮切りに、年3回のシリーズ戦として発足した。

GCリターンズ実行委員長を務めるのは、元トヨタワークスドライバーであり海外レース挑戦のパイオニアである鮒子田寛氏。また1972年富士グランチャンピオンレース初代年間チャンピオンでもある。

1971年に誕生したGCは“グラチャン族”といった社会現象を生むなど、若者を中心として熱狂的に迎え入れられたトップカテゴリーのレース。その約20年の歴史を彩った残存マシンたちでのリバイバルレースがGCRだ。

その第2戦が10月24日(土)~25日(日)に筑波サーキットで行われた。筑波でのGCマシンの走行は、現役時代から数えて実に43年ぶりとなった。

トップカテゴリーゆえの維持の難しさ。現代のヒストリックカーレースが直面する「タイヤ問題」とは

今回の筑波ラウンドへのエントリーは6台と寂しかったが、これは当時のトップカテゴリーのマシンゆえ、現役時代と変わらないレベルの整備が求められることだけでなく、立ちはだかるパーツ供給の問題といった、ヒストリックカーの維持における要因も背景にある。

パーツ問題をクリアすれば優秀なメカニックのサポートにより本来のポテンシャルを存分に発揮してくれるが、なにより参加者たちを悩ませているのが使用するレース用のタイヤである。

スタート方式はローリングスタート。セーフティカーがピットロードへと入りコントロールラインを通過し決勝レース開始。先頭は久保田克昭選手のGC89G-ITOHAM。

現役当時ならば当然各種サイズは揃っているが、GCマシンが活躍した時代も様々で、現在では入手困難なサイズのタイヤも多く、場合によってはニッチブランドから選択するしかないという状況でもある。

台風の影響による豪雨のなかで筑波ラウンドは行われ、前日の専有走行中も、機能を満たしていないレインタイヤ装着マシンがコースを外れるといったハプニングも見られた。

幸いマシンへのダメージはなかったが、タイヤだけでもそうした事情であることから、マシンを維持しているオーナーたちの苦労がうかがえるだろう。

本場イギリスの「グッドウッド」にも匹敵する濃密さ! 悪天候のグリッドで見せた緊迫のドラマ

そうした事情はさておき、トップカテゴリーを戦ってきたGCマシンたちを目の当たりにすると、それらの個性、存在感は格別である。

雨天にもかかわらず来場した多くのファン、この日行われていた他カテゴリーのドライバー、チームメンバーも目を輝かせていた。また、そのマシンを操るドライバーたちも元プロもしくは様々なカテゴリーを経験してきたセミプロの腕前であることから、「魅せるレース」としても十分楽しめる。

レース前日の走行はヘビーウエットの路面ながら、500psのGCマシン・ローラ87/50/MCS8を操る星野茂選手。

また今回は悪天候で目まぐるしく変化するコース状況のなか、グリッドに並んだ状態でのレインタイヤへの交換といったシーンもあり、ローカルサーキットの筑波だからこそ、よりその緊迫感が大きな「見どころ」として盛り上がったのは間違いない。

モータースポーツの本場イギリスにおいては、F1イギリスグランプリを凌ぐほどの観客動員数を誇るリバイバルレース「グッドウッド・リバイバル」があるが、このGCRのワンカテゴリーも、内容の濃さでは間違いなく同等といえる。

11月3日(火・祝)は富士「WHEELVERSE 2026」へ! 往年の名車とレジェンドドライバーが一堂に集結

来たる11月3日(火・祝)に富士スピードウェイで初開催される「WHEELVERSE 2026」は、様々なジャンルのクルマ文化を楽しむ総合イベント。そのなかで、今回のGCRマシンをはじめ、現在の自動車産業の礎を築いたわが国のモータースポーツの歴史を振り返るコンテンツ「The Classic Motor Run」が行われる。

1960年代から1990年代に活躍したレーシングカー、スポーツプロトタイプ、スポーツカーを対象としたデモンストレーションランでは、レジェンドドライバーがステアリングを握るのも嬉しいポイントだ。

11月3日(火・祝)の富士スピードウェイで初開催される「WHEELVERSE」でKUDZU Mazdaのステアリングを握るのは、寺田陽次郎氏の予定だ。

またレジェンドドライバーのサイン会や、林みのる氏が特別参加するトークショーなど、見逃せないコンテンツも盛りだくさんの1日を、ぜひ体験してもらいたい。

■WHEELVERSE 2026公式ウェブサイトはコチラ

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フォト=奥村純一/Junichi Okumura
奥村純一

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