




















浅間サンデーミーティング2026・10:新旧の英国車とライトウェイトスポーツカーを中心に110台が勢ぞろい
浅間山を望む鬼押出し園を舞台に開催されている「浅間サンデーミーティング」が、2026年シーズンの最終回を迎えた。今回は台風で中止となった9月分の「日本車&アメリカ車」と、10月分の「英国車&ライトウェイトスポーツカー」の合同開催だ。晴天の会場には、新旧ロータスや希少な国産車など過去最多の110台が集結した。
【画像21枚】新旧ロータスから超希少な2代目ピアッツァまで! 鬼押出し園に集結した名車たちを見る
「英国車&ライトウェイト」と「日本車&アメリカ車」の2テーマ合同開催
「浅間サンデーミーティング」は、京都・嵐山-高雄パークウェイを舞台に毎月開催され、今や100回以上の歴史を重ねている「高雄サンデーミーティング」とのコラボレーションによるミーティング型イベントとして、2016年8月の初開催から今年で10周年を迎えた。
本家の高雄サンデーミーティングが毎月第2日曜日開催であるのに対して、浅間サンデーミーティングは1週ずらした第3日曜日。また冬季の浅間は降雪も多いことから、5月から10月までの半年間限定での毎月開催となっている。
会場は、浅間山を真正面に望む「鬼押ハイウェイ内六里ヶ原休憩所」でスタートしたものの、新型コロナ禍にあった2020年以降はよりスペースの広い「鬼押出し園」へと移動することになった。

ロータスの正規代理店「ウィザム・カーズ」は、顧客や仲間を含むクラブとしてエントリー。エヴォーラやエミーラなどのモダン・ロータスを出展した。
そしてこのミーティングは、お手本としている京都・高雄と基本的には同じフォーマットによって運営。毎回テーマ車種を決めて、一般エントリー車両を大会オーガナイザーと参加者たち自身による人気投票で選出する「コンクール・デレガンス」が主なイベントとなる。
2026年シーズン最後となる今回のテーマは、毎年10月の定例である「英国車&ライトウェイトスポーツカー」。しかし、今回は前月が時ならぬ台風でキャンセルとなってしまったため、9月のテーマ「日本車&アメリカ車」もあわせ、これまでにない大所帯のミーティングとなった。
新旧ロータスが最大会派を形成! BTCC仕様のユーノス500や最終型ピアッツァなどレア車も登場
朝から眩しいばかりの陽光に恵まれた浅間・鬼押出し園。会場には三々五々、じつに110台のクルマたちがひしめく。これは鬼押出し園に移設して以来、史上最大のエントリーとなったそうだ。
このミーティングにおける主役は、一般のエンスージアスト諸氏がテーマにあわせて持ち寄った愛車たち。9月分のアメリカ車では、SUVやワゴンなど軽井沢によく似合いそうなクルマたちの姿が目立ったほか、国産車は新旧シビックやマツダ・ロードスター、日産スカイラインなどの人気モデルにくわえて、BTCC仕様に仕立てたユーノス500、いすゞの最終型ピアッツァなど、まず見る機会のなさそうなレア車にもお目にかかることができた。

現在でも稼働状態にあるのは5台前後と言われる、超レア車の2代目いすゞ・ピアッツァ。後方で懐かしげに眺めているベースボールキャップの紳士は、かつてこのクルマの内装デザインを担当した中尾博さん。
一方の10月分では、「英国車」と「ライトウェイトスポーツカー」2つの要素を兼ね備えたロータスが、クラブとしての団体エントリーもあったことから、エリーゼやエキシージなどのモダンモデルに、それぞれ初代のエランやヨーロッパ、セブンなどのクラシックモデルまでが集まり、今大会の最大会派を成していた。
またクラシック・ミニにMG、ケータハム、モーガンなどの定番から、ジネッタやベントレーなどのレア車を含めたバラエティに富んだ英国車たちが、晴天の会場を賑わせてゆく。

快音とともに会場入りしてきたケータハム・セブンたち。きっとここまでのワインディングも、思う存分に楽しんできたことだろう。
さらに「ライトウェイトスポーツカー」のくくりでは、KTM X-BOWなどのモダン&ハードコアなモデルから、旧いところではオペル・スピードスターやトミーカイラZZまで登場し、ファンたちを驚嘆させていた。
恒例のコンクール・デレガンスはダットサン・トラックとミニ・モークが第1位に輝く
そんな魅力的なクルマたちが集まった中で、今回のコンクール・デレガンス人気投票で第1位に選ばれたのは、9月の「日本車&アメリカ車」部門がダットサン・トラック、10月の「英国車&ライトウェイトスポーツカー」部門がミニ・モークであった。

恒例のコンクール・デレガンス「英国車&ライトウェイトスポーツカー」部門に選出されたミニ・モーク。
さらに、この日クラブとしてゲスト参加したロータス正規ディーラーの「ウィザム・カーズ賞」にはロータス・スーパーセブン・シリーズ2、そして同じくゲスト参加した「ジャガー・カー・クラブ賞」にはジャガー・マーク2のスペシャル・ドロップヘッド・クーペが選出されることになった。

クラブ単位でエントリーした「ジャガー・カー・クラブ賞」は、ジャガー・マーク2のスペシャル・ドロップヘッド・クーペが獲得。同じく星野雅弘さんがオーガナイズする「軽井沢モーターギャザリング2026コンクール・オブ・エレガンス」で逃してしまった栄誉を、ここで挽回(?)することができたようだ。
そして午前11:30から行われた表彰式では、参加者やギャラリーたちの温かい拍手に見送られつつ、第10シーズン最後の浅間サンデーミーティングは大団円を迎えたのである。