全長7cm未満に宿る“新公道最速伝説”
ホビージャパンは、漫画『MFゴースト』に登場するトヨタ86GTの1/64スケール・ミニカー化を発表した。このミニカーは2027年5月に発売される予定だ。
【画像9枚】ホビージャパン新作『MFゴースト』トヨタ86の圧倒的な完成度を確認する!
手のひらサイズで蘇る激アツ展開
『MFゴースト』は、『頭文字D』でもお馴染みのしげの秀一による人気コミックで、アニメ化もされている。化石燃料を用いる内燃機関の自動車が製造されなくなった近未来(202X年)、絶滅危惧種であるガソリン車によってシリーズ戦「MFG」が行われるというのが、その基本設定である。トヨタ86はその中で、主人公・片桐夏向の愛車として登場する。
ホビージャパンのダイキャストミニカーは、この主人公の86をレースごとのディテールの違いまで詳細に再現。まず製品化されたのは、開幕戦の小田原パイクスピーク仕様と、第2戦・芦ノ湖GT仕様の2種類だが、ホイールやステッカーといった違いがしっかりと押さえられていることが分かるだろう。もちろん、ボディのプロポーションの良さや基本的なディテールの克明さにも注目だ。

こうしたハイクオリティな内容が、全長7cmにも満たない大きさで実現されている点にも驚くが、パッケージには作品タイトルのロゴと、アニメ版の画面があしらわれ、ミニカーコレクターのみならずアニメファンにも見逃せないアイテムとなっている。価格は各4,290円(税込)、2027年5月発売予定。
【ル・ボラン編集部より】
往年の名車AE86の精神を継いだ初代トヨタ86(ZN6)は、絶対的な出力よりも「手の内で操る歓び」を最優先したFRスポーツだった。大パワーの欧州勢を相手に、世界最高レベルの低重心パッケージとソリッドな回頭性、そしてドライバーの技量で立ち向かう『MFゴースト』の構図は、まさにハチロクというクルマの設計思想そのものである。現行のGR86へと進化した現在も、シフト操作のわずかな面取りにまでこだわるなど「クルマとの対話」を磨く姿勢は変わらない。全長7cmの小さなボディに凝縮されているのは、内燃機関とFRレイアウトが織りなすピュアな操縦性への賛歌だ。机上でその造形を眺めれば、箱根のワインディングでノーズが鋭くインを突く、あの小気味よい感覚が鮮やかに蘇るはずだ。
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