特別なレッドボディの10台を導入
FCAジャパンは、「アバルト695ビポスト」をフェラーリ・ジャパンのカスタマーを対象としたサービス代車として提供したと発表。フェラーリ・ジャパンは5月2日よりこのサービスを開始している。
この代車サービスは「ABARTH 695 Biposto Ferrari Courtesy Car」という名のもとに、2015年10月から欧州を皮切りにスタートしたグローバルプロジェクトで、アバルト695ビポストをベースに99台を世界限定で製造。このうち日本には10台が導入され、国内のフェラーリ・ジャパン正規ディーラーの中から、このプロジェクトに参加する店舗に随時納車し、フェラーリの代車として各店舗で提供される。ちなみにボディカラーは、フェラーリらなではの特別なレッドが採用されている。
代車サービスとして他ブランドに車両提供することは、FCAジャパンとしてはじめて。より多くの日本のカスタマーにFCAが展開するブランドを認知・体感してもらうのが目的だという。
このプロジェクトの国内展開について、FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長はこのようにコメントしている。
「今回フェラーリにアバルトを選んでいただいたことは、アバルトの情熱とスポーツスピリットをフェラーリにも評価していただいた結果と、光栄に思っています」
そもそもアバルトとフェラーリは、イタリア本国では同じFCAグループの一員。さらにアバルトは過去、695をベースとした「アバルト695トリブート・フェラーリ」という限定モデルを設定するなど、フェラーリとの親和性が高いだけに、今回のプロジェクトは至って自然な流れともいえる。
全国のフェラーリ・オーナーの皆様におかれましては、入庫の際、ぜひご検討を。