搭載する3L V6ターボのパワーは380㎰にアップ
ポルシェのエントリーSUV、「マカン」に設定される「GTS」のアップデート版に関する最新情報とレンダリングCGを入手した。
マカン・ファミリーは、すでにベースモデルとハイスペックな「S」がマイナーチェンジを実施済み。改めて追加されるGTSもエクステリアはそれらに通じるデザインを踏襲。リアエンドには、4灯式ブレーキランプを搭載するLEDストリップテールライトが採用される。一方、フロントはコーナーエアインテーク形状が刷新され、最新のLEDテクノロジーを導入したヘッドライトを装備。ヘッドライトの照射パターンを最適化する「PDLS プラス(ポルシェ・ダイナミック・ライト・システム・プラス)もオプションでセレクト可能になる。
インテリアもベースモデルやSと同様、ワイド化されたタッチパネルモニターが新搭載。最新のSUVらしい仕立てになる。パワーユニットは、排気量こそ従来と変わらないがポルシェでは新世代となる3LのV6ターボを搭載。その最高出力は380ps、最大トルク540Nmへと向上する。これは現行GTS比で20㎰と40Nmのアップとなるほか、現行「マカンS」と比較しても26psと60Nmの向上となる。そのワールドプレミアは、2020年3月のジュネーブ・ショーという説が有力だ。