パワーユニットの注目は3L直列6気筒+マイルドハイブリッド
メルセデス・ベンツは現在、「Eクラスファミリー」の順次アップデートに邁進中だ。すでに開発車両も「ステーションワゴン」や「オールテレイン」、「クーペ」、「セダン」がキャッチされているが、今回クーペの開発車両が新たに捉えられた。
そのリヤエンドは、バンパーコーナーのエアアウトレットが消えテールライトの新グラフィックが巧妙にカモフラージュ。一方、フロント回りはトップマウントのターンシグナルビームを備える新しいLEDヘッドライトが確認。また、次期型ではバンパー、グリル、フェンダーなどのデザインが刷新されるはずだ。
インテリアでは、ステアリングホイールの意匠が変更されていることが確認できた。そのサイドスポークはシャープな造形となり、内側に向かって角度の付いたボトムVスポークデザインを採用。これまでのメルセデスには見られなかった、新鮮な仕上がりとなりそうだ。
パワーユニットの注目は、3L直列6気筒+マイルドハイブリッドの「EQ Boost」が新設定される点だ。これは現在ラインアップされている3L V型6気筒ツインターボの「E450」に代わるもので、最高出力は367psを発揮する。このほかでは、2L直列4気筒ターボの「E200」と「E250」、2L直列4気筒ディーゼルターボの「E220d」、そして2L直列4気筒ターボ+電気モーターの「E350eプラグインハイブリッド』がキャリーオーバーされる。リフレッシュされたEクラスファミリーは、2019年内に第一弾としてセダンがデビュー、クーペは2020年に登場する模様だ。