ミウラの“親”3名も顔を揃える
アウトモビリ・ランボルギーニは5月20日、ミウラの誕生50周年を記念したセレブレーションイベントの一環として、1969年の映画「ミニミニ大作戦(原題:The Italian Job)」の有名な冒頭のワンシーンを再現。スイスとイタリアの国境をまたぐアルプスの中心部、サンベルナール峠をミウラがデモンストレーション走行したと発表した。
このイベントではミウラの“親”である、パオロ・スタンツァーニ(チーフエンジニア/写真左)とジャンパオロ・ダラーラ(設計担当/写真右)、そしてマルチェロ・ガンディーニ(デザイナー/写真中央)の3名が顔を揃えた。
またこのサンベルナール峠の走行イベントのために、イタリア政府が運営する道路管理会社のアナスと、イタリア警察のハイウェイパトロールのポリツィア・ストラダーレが協力し、ミウラをエスコートした。
誕生から50年が経過したいまも魅力が色あせていないミウラは、やはりいまでもランボルギーニの代表作といえる。ランボルギーニでは2015年からレストア部門「ポロストリコ」を発足し、クラッシック・ランボルギーニの修復にも注力している。今回のサンベルナール峠におけるデモランは、ポロストリコの存在感も大いにアピールできたに違いない。