「V8」と「スピード」は4〜7人乗りの3仕様をラインアップ
ベントレー・モーターズはこのほど、SUVの「ベンテイガ」に4人乗り仕様と3列7人乗り仕様を設定したことを発表した。これにより、従来から設定されていた5人乗り仕様と合わせて、3タイプからシートレイアウトを選ぶことができるようになった。
「ベンテイガV8」と、W12仕様の高性能版「ベインテイガ・スピード」では4人乗りと7人乗りの両方が選べる。そして「ベンテイガ・ハイブリッド」(日本未導入)では4人乗り仕様が選択可能だ。
4人乗り仕様は後席の快適性や機能性が追求され、シートには12ウェイの電動アシスト機構が備わるほか、ヒーターやベンチレーション機能、マッサージ機能を搭載。後席座席間には、USB充電ソケットを装備したセンターコンソールが追加されている。
4人乗り仕様はさらに、後席と荷室の間にバックボードを設置し、キャビンと荷室エリアを分離。キャビンの静粛性が高められている。そのほか、リヤエンターテイメントシステムやBluetoothヘッドフォン、折りたたみ式ピクニックテーブル、マリナー・コンソール・ドリンクホルダーといったアイテムがオプション設定されている。
一方、3列7人乗り仕様では、ボタン操作だけでシートバックを折りたたむことができる3列目シートを採用。簡単に荷室容量を拡大できるようになっているのが特徴だ。2列目シートのシートバックは手動操作となるが、簡単操作で3列目シートへのアクセス性を高めたり、荷室空間を拡大することができる。