自慢のハイブリッド、「e-POWER」は進化版を搭載
日産の主力コンパクトモデル、「ノート」の次期型に関する情報を入手。今回は、それを元に予想CGを制作した。
ノートはBプラットフォームをベースに開発、2005年に初代が誕生した。2012年にはグローバルコンパクトカーとして2代目が登場。パワーユニットは1.5L/1.6L直列4気筒から直列3気筒にダウンサイジング。2016年のアップデートではコンパクトカーで世界初のシリーズ式ハイブリッドである「e-POWER」が設定された。現在は、そのe-POWER仕様がノートの拡販に大きく貢献しているが、いよいよ3代目へのバトンタッチが迫っている。
パワーユニットには進化系のe-POWERを搭載。最高出力80psを発揮する1.2L直列3気筒エンジン+最高出力110psを発揮する電気モーターの組み合わせで、駆動方式は現行型と同じくFFと4WDが設定される模様だ。
予想されるエクステリアは、フロントからリヤまでを繋ぐキックアップしたキャラクターラインが特長的。深くえぐった面構成で立体感を演出し、それにともないリヤのワイド感が大幅アップされる模様だ。また、フロントウインドーからリヤまで一体感を持たせたルーフラインとLED&3連プロジェクター、大型グリル、シャープな縦型ポジションランプなどでスポーティなテイストも期待できそうだ。加えて、この次期ノートではプラットフォームを刷新。一から設計が見直される。その中には通常のハッチバック仕様に加えホイールベースを延長、リヤがスライドドアとなり3列シートを装備したコンパクトミニバン仕様が設定される可能性があるという。注目のデビューは、2020年6月から7月という説が有力だ。