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いま、ローカルモーターショーが熱い！【その1】富山輸入車ショー

出展台数も意外に多くて楽しめる

2019年の東京モーターショーは、会場の制約があったものの来場者数的にはまずまずの成功だったと言えそうです。しかし、輸入車ブランドの展示がメルセデス・ベンツ、アルピナ、ルノーしかいなかったなど”今のクルマを見たい”と思った方々には物足りなかったかもしれません。
そんなクルマ好きのみなさんは、地方で開催されているモーターショーを覗いてみてはいかがでしょうか。調べてみるとこれがけっこうあちこちで開催されているんです。
ショーの内容もさることながら、開催地方によってクルマを見ること以外の楽しみもいろいろとあるようなので、おいしいもの食べたり、観光したりと家族みんなで楽しめるのではないでしょうか。

昨年の様子で恐縮ですが、参考になると思い2回シリーズでご紹介したいと思います。まずは2019年2月3日（土）4日（日）に開催された富山輸入車ショーの模様です。
もともと氷見の寒ブリ狙いで富山訪問を計画したのですが、ちょうどその日に輸入車ショーがあることを知ってついでにと見に行ったのですがその盛況ぶりに驚いたのです。

まず驚いたのは車種とそのグレードの多さでした。際立っていたのはBMWミニ。全グレード揃っているのではないかと思うほど。これだけあると本気で検討している人にはありがたいし、特にその気がなかった人も気づいたらその気になっていた、なんていうこともあるかもしれません。

また、ほとんどのクルマが自由に触り放題だし、ロープで囲われているクルマにしてもセールス氏に頼めば触らせてもらえました。「ハーイメルセデス！」というような新機能のデモも行われていて、詳しく知りたい来場者には好評のようでした。もちろん、試乗申し込みもこの場でできます。

市販車以外にも見どころが

特別展示車との思わぬ出会いもあります。ランボルギーニ・ウルスは予告されていましたが、フォルクスワーゲンのクラシックビートルとザ・ビートルのハレキンも展示されていたのにはびっくり。写真撮る人も多かった。
また、体験やグッズの特価販売などの楽しみもあります。

ゲストも魅力

ゲストとの触れ合いもファンにはたまらないでしょう。大きなモーターショーと違って距離も近いですし、トークショーなどアトラクションが終わったあとにはまあまあ長めに会話を楽しむ時間もあります。このときのゲストは飯田裕子さん。トークショーでは「ボクスターのマニュアルをコキコキ操作して、ぶわんていうフラット6の音を聴くのがたまらないんです」というようなことを楽しげに語っていらっしゃいました。