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ウェアラブルのカテゴリーを席巻しているボーズのサウンドを楽しめる魔法のサングラス【Style in motion 023】

2019年初頭にアメリカで発売されて以来、ウェアラブルのカテゴリーを席巻しているボーズのオーディオサングラスが日本に上陸した。サングラスとしてはもちろん、パーソナルオーディオデバイスとして、アナタのライフスタイルに欠かせないアイテムになりそうだ。

※この記事はル・ボラン2020年2月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。

ボーズのオーディオサングラス

最近、駅ホームの線路への落とし物で増えているのがワイヤレスのイヤホンなのだとか。コードが引っかかることもないし、実際に電車内でも使っている姿をよく見る。しかし便利な分、落としやすく、なくしやすい。でもこれならいいかも、と気になっているのがボーズの「ボーズフレーム」だ。

サングラスとヘッドホンを組み合わせ、一見普通のサングラスのようで、音楽も楽しめる。さらに音楽再生のほか、小型マイクを内蔵し、通話やSiliやGoogleアシスタントも使うことができるのだ。まるでスパイ映画の小道具みたいで、アイディア倒れじゃないかと疑っていたが、実物は思いのほか良かった。

スクエアタイプのクラシックなフォルムと存在感のあるレンズが特長のサングラスに、ボーズ史上最小、最薄、そして最軽量の音響システムを搭載。音楽やコンテンツのストリーミング、通話、音声アシスタントへのアクセスが可能になり、臨場感あふれる最高峰のボーズサウンドが体験できる。

左右のテンプルに超小型スピーカーを内蔵し、さらに右側にはタッチコントロールと音声コントロール用の小型マイクとファンクションボタンを搭載する。スイッチを入れ、スマホと接続したら専用アプリで選曲やボリュームを操作するだけで、臨場感ある音響空間が広がる。外部の音漏れが気になっていたが、耳を寄せなければ聞こえな い程度なのでこれなら気にならないだろう。

デザインでは、テンプルがちょっと子持ちシシャモを思わせるが、これも掛けてしまえば本人はもちろん、周囲からも目立たない。重量も一般的なサングラスと変わらず、着けていても違和感はない。

バッテリー充電時間は最大2時間、バッテリー持続時間は最大3.5時間(ストリーミングおよび音楽再生時)。カラーはマットブラック。オプションで交換可能なレンズもラインアップ。

なによりもその新しい感覚に驚かされた。イヤホンのような圧迫感がなく、周囲の音も確認しながら開放的に音楽を聴ける。ウォークマンを初めて使った時のような感動だ。

さらにSiriが便利だ。地図情報も音声で場所を指定すれば、ちょっとなまった面倒見のいいオバちゃんのようなコンピュータボイスが道案内してくれる。バッグを片 手にスマホを見ながらキョロキョロすることもない。通話もできるので、クルマの運転やバイクのツーリングにもいいだろう。

レンズを交換すれば、眼鏡としても使える。バッテリーの持続時間が最大3.5時間なので慣れが必要だが、それでも十分にウェアラブルな近未来に触れることができるのだ。

●問い合わせ先:ボーズ・オンラインストア/TEL:0120-002-009 https://www.bose.co.jp

ル・ボラン2020年2月号より転載

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