インテリアは最新モデルらしくデジタル化が加速!
MINIは近々に「クロスオーバー」(海外名:カントリーマン)のアップデート版を発表予定。今回は、そのインテリアとリヤエンドのフルヌード撮影に成功した。
キャビン内で最初に目に入るのは、ステアリングに貼られた「!!! Cover the interior !!!」(インテリアをカバーしろ)のステッカー。しかし残念ながら今回は完全に撮影され、最新のデジタルインスツルメントクラスター、アップデートされたインフォテインメントシステムやセンターコンソール、同クラスのBMWにも見られるスポーティなシフトセレクターが確認できる。また、モニター下にはタッチセンシティブコントローラーがあるようにも見える。
外観ではリヤエンドに注目だ。テールランプはハッチバックなどでおなじみのユニオンジャックパターンのデザインが採用。リヤバンパーはディフューザー形状が一層強調され、ルーフスポイラーやハイマウントストップランプなども形状が露わになっている。
前後をカモフラージュしたプロトタイプでは、リヤに「AIP Automotive」のラベルがついた黄色いボックスが取り付けられていた。このボックスは、中のデバイスが排気システムにリンクされているということで、CO2排出量をリアルな環境で測定しているようだ。
パワーユニットは、「ONE」に搭載する最高出力103psの1.5L直列3気筒ターボとそのハイスペック版136ps(「クーパー」用)、192psを発揮する「クーペ―S」用の2L直列4気筒ターボ、「クーパーSE ALL4」用の1.5L直列3気筒ターボ+電気モーターのハイブリッド(226㎰)、そして最高出力306psの「JCW」(ジョンクーパーワークス)用2Lターボなどが継続採用の模様。そのデビューは、コロナウイルスの猛威でズレ込む可能性もあるが今後数カ月以内という説が有力となっている。