コラム

【2020最新カーエレ】ポータブルナビNo.1のゴリラが最新モデルにスイッチ【パナソニック】

地図情報を大幅にグレードアップ

パナソニックはポータブル型ナビの「ゴリラ」シリーズをモデルチェンジ。

CN-G1400VD

強力な吸盤式スタンドでダッシュボードにガッチリと取り付けられる。最上級モデルとなるCN-G1400VDは7型ディスプレイ、VICSチューナーを内蔵し、3年間無料の部分地図更新/全地図更新に対応。電源ケーブルのほかにVICS用アンテナを接続。

ラインアップされるのは7型画面を搭載したモデルが「CN-G1400VD」と「CN-G740D」の2機種。5型画面を搭載したモデルが「CN-G540D」の1機種となる。ニーズや予算に合わせて最適なモデルが選べる。ちなみにナビ、エンタメともに基本機能は共通している。

CN-G740D

CN-G740Dは画面が見やすいうえタッチパネル操作もしやすい7型ディスプレイを搭載しながらも価格を抑えたスタンダードモデル。

今回の改良で注目すべきポイントは地図データがグレードアップしていること。市街地図は日本全国100%(市区町村1741エリア)をカバーしており、都市部以外でも道路の形状や建物の形、河川の形状までも詳細かつ正確に描かれている。写真を見てわかるように先代モデルと新型で同じ場所の地図を比較すると、その差は一目瞭然だ。

CN-G540D

5型ディスプレイ搭載のスタンダードモデル、CN-G540Dはコンパクトなボディで取り付けがしやすい。視認性に優れたIPS液晶を採用。

また、ルートガイド時に役立つ地図上の方面看板表示は路上に設置されているものと同じデザインが採用されており、ピクトグラムや高速道路ナンバリングの表示にも対応している。主要な交差点で現れるリアル交差点拡大図については、近ごろ増えてきているカラー舗装やドットレーンも再現。

【2019年モデル】

【2020年モデル】

全国で市街地図が表示できるようになり、建物や道路の形が正確に描かれる。同じ場所の地図を並べると、その差は歴然。

これらに加えてシリーズ中で最上級モデルに位置づけられる「CN-G1400VD」については3年間の全地図更新と部分地図更新が無料でできる。さらにVICS WIDEにも対応しているため詳細な渋滞情報が得られ、渋滞回避ルート探索も可能だ。

都市部の主要交差点で表示されるリアル交差点拡大図。カラー舗装やドットレーンも再現され、目の前の景色と画面表示がリンクする。

ドライバーが運転に注意すべきポイントを表示や音で知らせる、安全・安心運転サポートを搭載。事故や違反を未然に防げる。

そして全モデル共通で絶対に見逃せないのがパナソニック独自の「安全・安心運転サポート」の搭載。制限速度をはじめ、一時停止や事故多発地点、急カーブなど、ドライバーが運転に注意すべきポイントを音と表示で知らせてくれる。そのうえ高速道路ではサービスエリア/パーキングエリアから出発の際に「逆走注意アラーム」を発し、合流地点などでは「逆走警告」も行う。うっかりミスが原因のさまざまな事故や違反防ぐ効果が期待できるわけだ。

ポータブル型ではあるがエンタメ機能も充実。本体にはワンセグチューナーやバッテリー、ロッドアンテナを搭載し、ポータブル型テレビとしてワンセグ放送を楽しむことができる。電子番組表やデータ放送の受信にも対応し、オプションのACアダプターを追加すれば自宅やオフィスなどでも利用できる。ほかにもマイクロSDカードに収録した音楽ファイルや動画ファイル、静止画ファイルのの再生や、独自のGアプリをインストールして好みの機能(パズルやクイズ計算機など)を追加することもできる。

パナソニック https://panasonic.jp/car/

リポート:浜先秀彰 H.Hamasaki (CHAPTER ONE)
LE VOLANT web編集部

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