フロントマスクとインパネ回りを一新して発表は最速2020年内!
中国の吉利ホールディンググループ(以下、ジーリー)のブランド、「Lynk & Co」初のSUVである「01」のアップデート版と思われる開発車両がカメラに捉えられた。2017年に発売された01は、ジーリーが傘下に持つボルボの「XC 40」とプラットフォーム(CMA、コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)を共有。発売からわずか137秒で6,000台の受注を獲得するという世界記録を持つ人気モデルだ。
開発車両はフロントエンド、およびコックピットにカモフラージュが施された状態。現地の情報によると、この01のアップデート版は新しいクーペSUVの「05」と同じフロンマスクが与えられる可能性があるという。また、そのエクステリアはサイトシルやリヤバンパーもペイントで偽装。このことから、これらの意匠変更が行われることも考えられる。
一方、インパネ回りは厳重なカモフラージュが施されていたが、ステアリングホイールに新デザインを採用。現行型ではラジオコントロール用のボタンが付いていたが、アップデート版では新たにタッチコントロールが備わるようだ。また、シフトセレクターもデザインが改められ電気式パーキングブレーキの位置も変更。デザイン自体も質感を高めつつシンプルな仕立てになる模様だ。
そのワールドプレミアだが、新型コロナウイルス蔓延の影響で現状では不透明とか。しかし最速で2020年内、遅くも2021年前半には発表される見込みという。