グッズ

一見コーデュロイ、実はスウェードという素材感が新鮮なドライビングシューズはいかが?【Style in motion 047】

メンズシューズなどのレザーグッズを展開するイタリアの老舗、ア・テストーニから2014-15 秋冬コレクションが登場した。ご紹介するのは、一見するとコーデュロイに見えるが、実はスウェードレザーを使っているドライビングシューズだ!

※この記事はル・ボラン2014年9月号からの転載です。掲載商品は現在販売していないものもあります。

ア・テストーニ ドライビングシューズ

足の心地よい季節、休日の足元は専らサンダルなのでは? 涼しく、リラックスできる。夏気分を象徴する解放感は何物にも代えがたいが、やはり運転には向かない。そこで登場するのがドライビングシューズだ。

クルマ好きにはおなじみのアイテムだが、それでも毎年魅力的な新作が登場し、ワクワクする。今回注目したのはア・テストーニ。1929年にイタリアを代表する高級皮革製品の生産地、ボローニャで創業したシューメーカーの名門だ。

一見すると素材はコーデュロイだが、実はスウェードレザーに型押しをしているのだ。クルマの内装にも樹脂をウッド風に仕上げたり「カーボンルック」といった安普請があるが、こちらは本格的なレザーをあえてコーデュロイに見せるという逆発想。いかにもイタリアらしい遊び心のある仕様だ。

定番のドライビングシューズの素材にコーデュロイ風の型押しをしたスウェードを採用。さらに黒ニッケル処理を施したアクセサリーを装着、見た目にインパクトのあるデザインも魅力。スクエアなソールは安定感があるのでタウン使用にもオススメだ。カラーは黒とグレーの2色。価格は59,400円(税込)。

ア・テストーニはボロネーゼ製法をはじめ伝統的な製靴技術に磨きをかける一方、卓越した技術力を活かし、現代的なスタイルを提案する。以前ブランドCEOのブルーノ・ファンテーキ氏に取材した時も「ラグジュアリーというと、ひと目でわかるような贅沢さで表現されることが多いのですが、私たちはちょっとした違いで表現します。しかも素材や技術の研究を重ねなくては実現できない手法でです」と語っていた。まさにその精神がこのドライビングシューズにも貫かれている。

ソールは四角いラバーに細かな刻みを入れ、まるでタイヤのトレッドパターンを思わせる。形状も前半分は中央から左右にかけて自然な曲線を描くのに対し、踵部分はフラットになり、フットペダルの操作性と歩行時の安定感を両立している。これも熟練かつ、手間を惜しまぬ技術があってこそのスタイルだ。履いてみれば、包み込むような履き心地と柔らかなクッション性が味わえる。

そしてこれもイタリアらしいなぁと感心したのは、履いた方が靴自体もカッコよく見えるということだ。英国靴などは靴そのものが存在感を主張し、履いてみると意外に似合わないことがある。ア・テストーニはそれとは対極で、人間が履くことで命が吹き込まれ、美しさが増すようだ。ぜひ一度履いてみることをお薦めする。

ファッションとの相性のよさはイタリアブランドならでは。コーデュロイ風の見た目はいまの季節に履いても違和感がない。夏のドライブを爽やかに演出してくれるだろう。

A TESTONI DRIVING SHOES
ア・テストーニは、靴職人のアメデオ・テストーニによりイタリアの古都ボローニャで1929年に設立。「世界でもっとも美しい靴を作る」という夢を掲げ、同地方に古くから伝わる靴の伝統製法に改良を加え、ア・テストーニの代名詞ともいえるボロネーゼ製法を確立。これはライニングとインソールを一体のように縫い合わせることで、柔軟性に優れ、足あたりが柔らかく、履き心地がよいことが特徴だ。現在はメンズ&レディスのシューズコレクションに加え、革小物やバッグ、アクセサリーを展開。

●問い合わせ先:ア・テストーニ銀座本店 https://www.testoni.com/jp/

フォト:松岡誠太朗/ル・ボラン2014年9月号より転載

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING