従来より最大トルクを高めた1Lの3気筒ターボを搭載
アウディ・ジャパンは、昨年11月に第2世代へとフルモデルチェンジしたコンパクトハッチの「アウディA1スポーツバック」に1L TFSIエンジンを搭載した「25 TFSI」を追加。6月16日より発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、25 TFSIが2,940,000円~3,510,000円。なお、1.5Lターボの「35 TFSI」が3,650,000円/3,910,000円だ。
「A1スポーツバック」は、先代から大幅に拡大した居住空間や先進技術の採用などにより、ひとつ上のセグメントの顧客にも十分訴求できるプレミアム・コンパクトハッチバックだ。全長約4mのコンパクトなボディに、低く幅広いシングルフレームグリルを採用した力強いエクステリアや95mm拡大したホイールベースで広い室内を実現。アウディらしい高剛性ボディと機敏な運動性能に加えバーチャルコックピットやタッチディスプレイ、スマートフォンインターフェイスなどの最新デジタル技術と上級モデル譲りの運転支援システムを組み合わせている点も特徴的だ。
今回発売する25 TFSIに搭載される1L直噴ターボエンジンは、2015年に導入された先代モデルのユニット比で最大トルクが15Nmアップ。最高出力95ps、最大トルク175Nmの性能を発揮する。乾式デュアルクラッチを備える7速Sトロニックトランスミッションとの組み合わせにより、高出力と優れた実用燃費を両立している(WLTCモードで15.2km/L)。また、A1のみならずアウディのエントリーモデルとして手頃な価格も魅力のひとつといえそうだ。