トップモデルの「ゴルフ・ヴァリアントR」は健在! その最高出力は330㎰をマーク
フォルクスワーゲン・ゴルフVIIIにラインアップされるワゴンモデル、次期「ヴァリアント」のプロトタイプがキャッチ。フォルクスワーゲンのプロトタイプではお馴染み、「ムーンストーングレー」でフルラッピングされた次期「ゴルフ・ヴァリアント」はリヤ回りを除き、ほぼフルヌードの状態だった。
これまで捉えられた開発車両との相違点は、右ハンドル仕様であることやリヤバンパーにエキゾーストパイプ用トリムが存在しないこと。そしてリヤバンパーに本来備わる赤いリフレクターを艤装してフェイクのステッカーが貼られていることなど。また、ホイールが16インチアルミであることから開発車両はエントリーグレードであるようだ。
今回、撮影することは叶わなかったがインテリアは基本的にハッチバックと共通。静電容量式タッチスクリーンのインフォテインメントシステムやコンパクトなシフトセレクター、デジタルクラスターなどに変更はないはずだ。
搭載するパワーユニットは1L直列3気筒ガソリンターボをはじめ、1.5Lおよび2L直列4気筒ガソリン、2L直列4気筒ディーゼル、48V電装のマイルドHVの採用が濃厚。ただし、プラグインHVの「GTE」が設定されるかどうかは未定という。一方、トップモデルに位置付けられる「ゴルフ・ヴァリアントR」は健在で、こちらには330㎰を発揮するハイスペックな2L直列4気筒ガソリンターボが搭載される模様だ。
そのワールドプレミアは、今秋という説が有力。新型コロナウイルス禍に収束の見込みがないこともあって、オンラインでのデジタルプレミアとなるはずだ。