「GRMNヤリス」はアグレッシブなエアロを装着! パワーユニットは300㎰に到達か?
トヨタは本格派スポーツモデルの「GRヤリス」を発売したばかりだが、実はその頂点を極めるハードコアモデルとして「GRMNヤリス」の投入も計画中。今回は、その市販型プロトタイプをドイツのニュルブルクリンクで捉えることに成功した。
ノルドシュライフェに現れたプロトタイプは、ボディをベースとなるGRヤリスよりローダウン。エクステリアではカーボン製らしきルーフをはじめ、フロントバンパー両サイドのウイングレット、フロントフェンダーの巨大エアアウトレット、さらには大型リヤスポイラーの存在が確認。ベース車より一層戦闘的なスタイリングに仕上げられていることがわかる。
また、細かい部分では前後で異なるホイールを装着していることも興味深い(リヤはABT製?)。さらに、テスト車ではリヤエンドにセンサーらしきものが装着。ボディの捻じれ剛性関連のデータを採取していると思われることから、シャシーの煮詰めはまだこれからの状況であることが予想できる。
GRヤリスのパワーユニットは、1.6L直列3気筒ターボで最高出力は272psを発揮する。一方、GRMNバージョンでは同エンジンをチューニング。最高出力は300ps程度が予想され、これに6速MTを組み合わせるとの説が有力だ。ちなみに駆動方式はベース車と同じく4WD。そのワールドプレミアは、2021年以降になるという。