ここ最近のトレンドではないけれど、オフィスワークばかりがシゴトじゃない。クルマでアチコチに移動しながらPCを使ってデータがやり取りしたいときもある。そんな本誌スタッフにカロッツェリア最新の車載用アイテムを与えてみた。
通信環境さえ整えられればクルマでシゴトも悪くない
リモートワークが推奨されて久しいが、もともと自動車専門誌のエディターなんてシゴトの7割は外出先での対応だ。ところが、撮影に立ち会いながら企画やページ構成を練っている間にも、返信待ちメールは溜まり、オンライン会議のスタートも刻々と迫る。そんなタイトロープな日常を憂いていた自動車雑誌「ル・ボラン」副編集長サトウの一日に、パイオニア・カロッツェリアの「クルマのオンライン化」ソリューションを与えてみた。
【DCT-WR100D】
まずサトウは車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」に食いついた。シガーソケットにプラグを挿して通信接続すれば、「ドコモ・イン・カー・コネクト」の高速なLTEのデータ通信が制限なく定額で利用できるスグレモノだ。これがあれば、日本全国たいがいのエリアで車種や新旧を問わずにクルマでWi-Fi通信が使えるのだから、写真や動画といった重めの資料もサクサクと送受信できるだろう。
「現場から現場へ移動が多いので、高速道路SAやフリーWi-Fiが使えるファミレスに緊急避難していましたが、これなら通信も確実で安心できます。停車中でも一定時間(エンジン始動から30分、停車から1時間)はWi-Fi通信が有効だから、オンライン会議も落ち着いてこなせますね」
そんな優等生コメントを寄せつつも、ちょっと目を離したらタブレットで動画を視聴していた。「いやぁ、おかげさまで昨晩見逃した連続ドラマに追いつきました。家庭では子ども達にチャンネルを奪われっぱなしでして……」
子育て世代ド真ん中のサトウにとって、日中の自宅ではシゴトもエンタメもままならないようだ。
【SDA-SC510】
「まあ、家庭にシゴトを持ち込まないタイプですから(笑)。でも、クルマでWi-Fiが使えるなら、家族とのドライブで渋滞に巻き込まれても、子ども達を飽きさせないで済みますね。ほかに何か便利なアイテムありませんか?」
【SDA-CP300】
どこまでも欲張りなヤツ……。ということで編集者の生命線ともいえるスマホ用の車載アイテムをふたつ。アームレストなどに設置できる車載用ワイヤレス充電パッド「SDA-CP300」は、スマホを置くだけで手軽に急速充電。同じく最大15Wのワイヤレス急速充電に対応した、スマートフォンクレイドル「SDA-SC510」は、静電タッチセンサーと光学センサーを備え、左右アームが自動開閉してスマホがワンタッチで脱着。スマホをスマートに格納できて、USBケーブルのわずらわしさからも解放されるから車内もスッキリだ。
これらカロッツェリアの車載用アイテムをフル活用してシゴトの効率がアップできれば、次期「編集長」就任も遠くないぞ。
問い合わせ先=パイオニア https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/