EV用プラットフォーム「MEB」を使用
9月16日、フォルクスワーゲンは10月1日から16日にかけて開催されるパリ・モーターショーに出展する予定のコンセプトカーについて、イラスト3点を含む事前予告を発表した。
パリ・モーターショーに向けてフォルクスワーゲンが掲げたテーマは「Think New」。ディーゼルエンジンの排ガス問題を受けてか、同社は“考えるべき次世代”の中心に電気自動車を据える意思をはっきりと示すつもりのようで、電気自動車用のモジュラープラットフォーム「MEB」と、それを用いたEVのデザインスタディをワールドプレミアすることを明らかにした。
VWいわく「70年前のビートルに匹敵する革新をもたらすこのコンセプトカーによって、VWブランドは新たな時代の扉を開きます」とのこと。公開された画像を見る限りはお馴染みのVWデザインそのものといった印象だが、今後、破られることはないであろう世界一のロングセラーカーとなったタイプ1の後を継ぐことをできる“革新”とはいったいどのようなものなのか? パリ・モーターショーで明かされるEVコンセプトの内容に注目しよう。