パリで開催された第37回「フェスティバル・オートモービル・インターナショナル」で受賞
1月27日、フェラーリは、パリで開催された第37回フェスティバル・オートモービル・インターナショナルで、フェラーリ・デイトナSP3(Ferrari Daytona SP3)が「2022年最も美しいスーパーカー」に選ばれたと発表した。
この名誉ある賞は毎年、自動車業界の有力者で構成された審査委員が、優れたデザインや外観の美しさでスポーツカーを選び、これを讃えるために送られている。また、フェラーリのチーフ・デザイン・オフィサーであるフラヴィオ・マンゾーニも、自動車分野における独創的で影響力のある仕事が認められ、デザイン賞を受賞した。
デイトナSP3は、「イコナ(Icona)」シリーズに加わる限定生産モデルで、見事に彫り込まれた肉感的なフォルムとシャープなラインが交錯するさまは、エアロダイナミクスの重要性が急速に高まっていた1960~70年代の330P4や350 Can-Am、512Sといったレーシングカーのデザインに通じている。着脱可能なハードトップを具える「タルガ」ボディという特徴も、スポーツプロトタイプをイメージしたものだ。
フェラーリ・チーフ・デザイン・オフィサー、フラヴィオ・マンゾーニは、「この重要なふたつの賞は、光栄にも私が責任者を務めるフェラーリ・スタイリング・センターの高い水準と卓越性の紛れもない証拠であり、デイトナSP3のフォルムに関していかに高度な研究が行われたかを証明するものです」と語っている。