屋内外問わず取り付けが可能
現在はEV(電気自動車)だけでなく、2016年8月にソーラーシティ社と合併したことで、持続可能なエネルギー発電システムの開発・製造にも取り組んでいるテスラ。そんな同社がこのほど、新たに「ソーラールーフ」と、2015年4月に発表した蓄電池「テスラパワーパック」「テスラパワーウォール」の次世代バージョンである、「テスラパワーパック2」、「テスラパワーウォール2」を発表した。
このうちパワーウォール2は、ソーラーエネルギーの自家使用、緊急時用のバックアップ電源としての使用などを実現する充電式リチウムイオンバッテリーだ。こちらはすでに日本でも公式ウェブサイトで予約受付を開始。税込価格は1基14kWhで61万7000円からとなっている。なお設置の際には別途付随のハードウェアが必要となり、こちらは11万2000円。納品は2017年以降が予定されている。
このパワーウォール2は、14kWhリチウムイオンバッテリーパック、液冷式温度管理システム、統合型インバーターと、電気をより賢く使うようにコントロールするソフトウェアで構成される。このユニットは屋内外を問わず、壁や床にシームレスに取り付けることが可能。余剰電力を送電できるよう電力網が統合されているため、経済的なメリットが最大化できるのが特長だ。
一方、新登場のソーラールーフは、特殊設計されたガラスタイルと最高効率の太陽電池で構成された屋根素材で、米ニューヨーク州バファローに新設される工場で2017年からの生産開始が予定されている。
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https://www.teslamotors.com/jp