びっしりと敷き詰められたタイルは、なんと施主自らが貼ったもの。想像以上のマッチングの良さに大満足
2007年に竣工したRC造2階建てのガレージハウス。ガレージには1964年式「MGB」と2021年式「ポルシェ911」という新旧スポーツカーが仲良く並んでいる。当時、購入した約55坪の土地をいかに楽しく有効に使えるかを考え、2年かけて家づくりを研究。Nさんが描いた設計図を元に建築事務所が構造計算をし、施工してできたのがこのガレージハウスだった。
レイアウトは地下に寝室と浴室が設けられ、1階はガレージと玄関、2階にはリビング、屋上には庭を配置というユニークな設定。テーマカラーをグリーン、レッド、シルバーでまとめ、とにかくシンプルで過ごしやすい家を目指したという。
「それまではマンション暮らしだったため、ガレージづくりにはその反動があったかもしれない」とはNさん。ガレージには3年かけてフルレストアした、イギリスのコンパクトスポーツカーMGBとポルシェ911も収められている。またヨーロッパな雰囲気には異色ともいえる一点、大好きなハーレーも収められているが、そのコントラストがなんとも楽しいのである。
ガレージ床面をリフレッシュ!
取材時、施工から13年が経過したモルタル素地のガレージの床面は、だんだんクラックが目立つようになってきていた。そこで、オーナーのNさんが良いものはないかとネットで探し出会ったのが「TECTile (テックタイル)」だったという。
TECTileとは、自分で簡単に敷くことができる樹脂製の連結式タイル。1枚の面積は330mm、防炎性能基準も満たしているため、室内の展示会などでも採用頻度が増加している新しい床材だ。ネットで施工例を確認しながら必要枚数を割り出し、全11色の中からブラックを85枚、ダークグレーを102枚、ライトグレーを17枚などと必要枚数を購入し、なんとNさん自ら2時間程度で施工したものだという。
施工後、予想していた以上にガレージとのマッチングがよく、購入してよかったとはNさん。1枚の単価も800円からとリーズナブルなところも買いやすく、チャレンジしやすかったそうだ。まだ使用して3か月ではあるが、ガレージの見た目、ホコリや汚れのことを考えるだけでも、TECTileを敷いて非常に満足しているとのこと。
ガレージシャッターには「アドヴァン」がイタリアから輸入、販売している「SILVELOXドア」を。この木製ガレージシャッターは、カウンターバランス式で錘を使用し、天秤のようにバランスを取る方式だ。
ガレージシャッターを閉めたままでも自由に出入りできるセンタードアが特徴で、このセンタードアがあることが、Nさんがこのシャッターを選定した理由のひとつだという。断熱性、気密性にも優れたお気に入りだ。
◆Planning Data
所在地:神奈川県
施 主:Nさん
構 造:RC造
敷地面積:182.26平米
延床面積:200平米
ガレージ面積:39.65平米
愛 車:1964年式 MGB
2021年式 ポルシェ911
1996年式 ハーレー・ダビッドソン
2017年式 メルセデス・ベンツG350d
2019年式 メルセデス・ベンツA200d
2000年式 ドゥカティ900e
◆問い合わせ & Special thanks to
TECTile (テックタイル)/株式会社オンリースタイル
https://tec-tile.jp/ Mail/info@onlystyle.jp
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