2017年1月末に、トヨタのハイブリッド車(プラグインハイブリッド含む)が世界累計販売台数1000万台を突破した。この1000万台の中で、人気が高いのはいったいどのモデルだろう。世界累計販売台数トップ5をお届けしよう。
約4割をプリウスが占める
第1位:プリウス(398.46万台)
トヨタ・ハイブリッドの筆頭。累計販売台数の内訳は日本が181.28万台、北米が175.12万台、欧州が29.91万台、その他地域が12.14万台。
第2位:アクア(138.01万台)
海外では「プリウスC」の名で販売されているアクア。累計販売台数の内訳は、日本が過半数を占める115.45万台、北米が19.27万台、その他地域が3.29万台。
第3位:プリウスα(67.12万台)
海外では「プリウスV」や「プリウス+」として販売されているプリウスα。内訳はこちらも日本が圧倒的となる44.64万台、北米が17.31万台、欧州が4.38万台、その他地域が0.79万台だ。
第4位:カムリ(61.47万台)
カムリは北米で大人気となっているトヨタの代表車種。それを裏付けるかのように、内訳は北米が39.69万台、その他地域が16.08万台。ちなみに日本は5.70万台。
第5位:オーリス(37.80万台)
オーリスは欧州で人気のCセグメントモデル。内訳は欧州が35.46万台、その他地域が1.67万台、日本は0.67万台。
このように、販売された1000万台のうち、約4割はプリウスという結果。トヨタのハイブリッド=プリウスというイメージは、日本だけでなくグローバルに根付いていることがわかる。ちなみに、レクサスブランドでは、RX(世界累計販売36.30万台)やCT(同29.08万台)、ES(同14.32万台)が販売の牽引役となっている。