ホンダは、ドリームワークス製作/パラマウント・ピクチャーズ配給の映画「GHOST IN THE SHELL(ゴースト・イン・ザ・シェル)」に、未来感のあるスタイリングの大型二輪車「NM4」をヒーローバイクのベース車両として提供。映画制作に協力したことを発表した。
スカーレット・ヨハンソンとビートたけしが競演
「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、世界的に評価の高い士郎正宗が原作の漫画「攻殻機動隊」を題材としたハリウッド映画。アニメではなく実写版で、近未来を舞台にしたSFアクション映画となる。事故から生還、脳以外が全身義体の、世界で最も危険な犯罪者たちと戦うための完璧なソルジャーとして生まれ変わった主人公の捜査官・少佐を演じるのはスカーレット・ヨハンソン。その上司である荒巻役にはビートたけしを起用。製作陣にはアヴィ・アラッド、アリ・アラッド、スティーヴン・ポールとマイケル・コスティガンらを迎え、製作総指揮は藤村哲也、石川光久、ジェフリー・シルバーと野間省伸が担当。監督はルパート・サンダースが務めている。
そんなゴースト・イン・ザ・シェルに登場するホンダNM4は、「近未来」と「COOL」をテーマに開発され、2014年4月に発売された大型バイク。今回はそんなNM4のコンセプトとスタイリングが作品の世界観に合致するということで、車両提供が実現した。ホンダは車両だけでなく、リメイクに向けて新たなデザインスケッチも提供。映画の制作スタッフがそのスケッチをもとに撮影車両を製作し、主人公が乗車するヒーローバイクが完成したという。
ゴースト・イン・ザ・シェルは3月31日に北米で公開、日本では4月7日が予定されている。なお、劇中に登場するNM4をベースとした車両は「第44回東京モーターサイクルショー」<3月24日(金)〜26日(日)>に展示される予定となっている。