車体後半を大幅に変更
トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEOでは、10月に発売したばかりのシボレー・アストロに新仕様を加える。荷室側面を窓なしにしたバン仕様が2025年6月に発売されるのである。また、同じくバン・タイプのアストロをセットした情景セットが、ジオコレ64 #カースナップのシリーズから同月に発売となる。
【画像24枚】コマーシャル感横溢のアストロ、その細部を見る!
アストロは、ミニバン市場に先鞭をつけたクライスラー系2モデル(ダッジ・キャラバン/プリマス・ボイジャー)への対抗車種として、1985年型で登場した。FFのクライスラー系に対しアストロはFRを採用、1990年型からはAWD(全輪駆動)も追加。1994年型ではリアオーバーハングを延長したEXT(エクステンド)ボディが標準となり、1996年型で大幅なフェイスリフトを実施、2005年型まで生産された。
トミーテックが10月に発売したミニカーはEXTボディの乗用仕様だったが、今回のバンはこれをベースに、側面後方をウィンドウなしとした状態を新規金型(一部)で再現。リアもダッチドア(上部跳ね上げ/下部観音開き式)から観音開きドアに変更、そのほか鉄ホイール+ハーフキャップ、シンプルな前後バンパーなどの、商用モデルらしい姿が楽しめる。ボディーカラーはカタログ車をイメージしたディープレッドメタリックに「CATV」ロゴ入りストライプの組み合わせ。予価4,400円(税込)。
ジオコレ64 #カースナップ版も同時発売!
また、このアストロ・バンは、トミーテックが展開する情景セット(ミニカー+フィギュア+小物類)のジオコレ64 #カースナップのシリーズから、「スワップミート」としても発売される。
この商品は上の写真でも分かる通り、
①アストロ(白) ➁陳列する店主 ③うんちくを傾けるお客さん ④腕を組んで悩むお客さん ⑤長机(ランタン、扇風機、皿、マグカップ)⑥木箱 ➆ハンガーラック(ジャケット、コートA、コートB、コートC)⑧ラダー
といった具合に、フィギュア3体と小物各種がセットとなっている。
このセットだけで様々に組み合わせて楽しむことができるのはもちろん、同シリーズの他の製品とも組み合わせれば、その面白さは無限に広がっていくことだろう。そうした情景を写真に撮ってSNSへ投稿するのもまた楽しみ方のひとつである。価格は9,020円(税込)。
なお、写真はいずれも試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。