生産終了となった「グレカーレGT」シリーズに、内装色「ギャッチョ」を復刻した限定車は、イタリアらしいクラフトマンシップを感じる一台
マセラティは「グレカーレ GT」限定パッケージの第2弾となる特別限定車「グレカーレGT Interni Ghiaccio (インテルニ・ギャッチョ)」の日本でのデリバリーを開始した。
この特別モデルは、既に生産終了となったグレカーレ GTシリーズに内装色「ギャッチョ」を復刻した限定車だ。さらに、マットグレーのブレーキキャリパーと、最新モデルには搭載されない21インチCrioホイールを装備し、スポーティーでありながらエレガントな外観を持つ特別仕様となっている。
「マセラティ・グレカーレ」が発表された2022年当初、ユニークなインテリアカラーとして、ギャッチョは大きな注目を集めた。
今回はこの人気カラーを使い、特別なリミテッドエディションとして「グレカーレ GT」を復活させた。ギャッチョとはイタリア語で”氷”を意味するが、「インテルニ・ギャッチョ」は純白ではなく、少しくすんだ柔らかな色合いが特徴。この落ち着いた色調は、クラシックで洗練された、高級感のあるインテリアを作り出している。
また、イタリアらしい自然や建築からインスピレーションを受けており、エレガントでありながら自然の温かみも兼ね備えた魅力的な色合いとなっている。
SUV市場ではスポーティーな黒や赤のインテリアカラーが一般的だが、ギャッチョのような上品な色合いは珍しく、エレガントで洗練された印象を与える。「グレカーレ GT」のインテリアは、イタリアらしいクラフトマンシップを強く感じさせ、厳選された素材を使用した心地よい手触りが特徴だ。細部にわたるこだわりが、乗るたびに満足感を高めてくれる。
エクステリアカラーは「ビアンコ・アストロ」「ブルー・インテンソ」「ネロ・テンペスタ」の3色から選択可能で、それぞれ限定10台の生産となる。2025年2月には「Open door weekend」と題して、この特別限定車グレカーレ GT インテルニ・ギャッチョを間近に見られるフェアを開催予定だという。