新たなオプションも追加
ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は、「シボレー・コルベット」と高性能モデルの「シボレー・コルベット Z06」の一部仕様および価格を改定し、全国のシボレー正規ディーラーネットワークで発売した。希望小売価格(税込)は14,200,000~25,800,000円。
現行コルベットは2021年のデビューから4年目を迎えるが、内外装にアップデートを加え、「卓越した走行性能、洗練された彫刻的なフォルム、日々のドライブの快適性を高める先進の装備」を一層強調したという。コルベットZ06は、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルとして設計・開発されたモデルだが、今回はエクステリアやインテリアカラーの拡充、新たなオプションの追加が行われている。
また、従来はシボレー・コルベットZ06とシボレー・コルベットE-Rayは期間限定で予約を受け付けていたが、このたび通年での受注が可能になったとのこと。各モデルの変更点は下記の通り。
シボレー・コルベット(2LTクーペ、3LTクーペ、コンバーチブル)
エクステリアでは、新デザインのリアスポイラーを採用。また、ボディカラーは新色「セブリングオレンジ・ティントコート」を加えた全8色となった。
インテリアではまず、2LTクーペのステアリングホイールを変更。エアバッグのカバーを従来の樹脂製から、3LTクーペ同様のステッチ入りレザータイプとした。また、3LTクーペとコンバーチブルのインテリアカラーには、「ナチュラル」と「アドレナリンレッド ディップド」の2色を新たに追加、全6色から選択可能となっている(写真は上段6点が3LTクーペ、下段4点が2LTクーペ)。
オプション装備の追加もあり、フロントリフトハイトアジャスター(時速40km/hまでなら、段差やスロープの走行のためフロントエンドを約50mmリフトアップさせられる)を、2LTクーペに追加設定した。なおこれは3LTクーペおよびコンバーチブルには標準装備となっている。
シボレー・コルベットZ06(3LZクーペ)
選択可能なボディカラーを3色から8色へと拡充。1色限定だったインテリアカラーも3LT クーペおよびコンバーチブルと同じ6色から選択可能とし、カラーバリエーションを大幅に拡大した。
この豊富なカラーのアクセントとして、ドアミラーカバーはカーボンフラッシュメタリックに変更。エンジンルーム内には「LT6レッド・エンジンインテーク」を標準装備し、LT6エンジンのパフォーマンスを主張している。
また、さらなるパフォーマンスを追求したいユーザーに向けて、3種類のメーカーオプションも用意。より軽量で耐フェード性にも優れるという「Brembo製パフォーマンス カーボンセラミックブレーキ」は、専用のオレンジキャリパーも特徴。
「Z07 パフォーマンスパッケージ」は、コルベット史上最高のダウンフォースを生み出し、抜群のコーナリング性能を提供するという。「ビジブルカーボンファイバーホイール」は、バネ下重量のさらなる軽量化で「Z06」のポテンシャルを最大限に引き出し、サーキット走行において最大限の性能を発揮するとされている。
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