ホイールは日本のためだけにデザイン
ルノー・ジャポンは、独ニュルブルクリンクサーキットにおけるタイムアタックで、FF市販車世界最速記録を2度に渡って更新した、「メガーヌ・ルノースポール(RS)」の最終モデルとなる「メガーヌRS 273パックスポール」を発売した。税込希望小売価格は419万円だ。なお、車名の「273」は2.0リッター直列4気筒ターボエンジンが放つ273psに由来している。
これはフランス本国で新型メガーヌがデビュー、現行モデルが生産終了になったことが背景にある。日本の根強いファンに向けて導入されるのは限定20台。モータースポーツ部門のルノースポールとルノー・ジャポンが厳選した、運動性能の向上に直結する軽量鍛造ホイール、軽量チタンマフラーなどを装着することにより、走行性能に一層の磨きをかけているのが特徴だ。
その鍛造アロイホイールは1本あたりノーマル比で約3.3㎏も軽量。さらに貴重なのは、世界的に著名なレーシング&スポーツホイール設計者のロベルト・マルケジーニが日本専用にデザインしたということだろう。またノーマル比で約4㎏軽量なチタン製マフラーは、モーターサイクルやスーパーカー、モータースポーツの世界で高い実績を誇るアクラポヴィッチ製である。
このほかにもシルバーサイドデカール、ルノースポールのトップガンテストドライバー、ロラン・ウルゴンのサイン入りシリアルナンバープレートが装備される。
ボディカラーはイエローの「ジョン シリウス M」とレッドの「ルージュ フラム M」を用意。販売は抽選となり、申し込みは2017年4月17日(月)まで、ルノー・ジャポンの公式ホームページで受け付けている。