PSAグループは、現在開催中の上海モーターショー2017にて新型SUVの「シトロエンC5エアクロス」を初公開した。中国では2017年10月に、欧州では2018年末に市場投入される予定だ。
プラグインハイブリッド仕様も設定
C5エアクロスは、2017年3月のジュネーブショーで披露されたCエアクロス・コンセプトを市販型へと昇華させたモデル。2017年末に欧州で発売されるC3エアクロスに続く、シトロエン新世代SUVシリーズの第2弾となる。
全長4.5×全幅1.84×全高1.67m、2.73mのホイールベースを持つミドルサイズのボディは、ショートオーバーハングで、ユニークでダイナミックなスタイリングが特徴。前後席ともに広々とした空間を演出するインテリアは、快適性を追求。前席にはマッサージ機能を搭載したほか、パノラマサンルーフによって高い開放感をもたらす。インパネには12.3インチTFTデジタルクラスターと8インチのタッチスクリーンを装備している。
先進の運転支援技術としては、アクティブセーフティブレーキやアクティブレーンデパーチャーワーニング、ストップ機能付きアダプティブクルーズコントロールなどが採用された。
C5エアクロスで初めて搭載される「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」サスペンションの搭載もニュース。シトロエン車の伝統とも言える卓越した乗り心地をさらに進化させている。グリップコントロールやヒルディセントコントロールといったSUVとしての高い走破性にひと役買うデバイスとともに、快適な移動を演出している。
パワートレインは167ps仕様と203ps仕様のガソリンターボエンジンと6速ATの組み合わせ。このほかに、60㎞のEV航続距離を実現するシステム出力300psのプラグインハイブリッド4WDモデルも設定される。