ブラックが織りなす究極のスポーツラグジュアリー
レンジローバーはラグジュアリーとパフォーマンスの融合をさらに深化させた新型モデルである「レンジローバースポーツSVブラック」を発表した。このモデルはオールブラックの美学を徹底的に追求し、スポーツ性と圧倒的な存在感を新たな次元へと引き上げている。
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細部にまでこだわったモノクローム表現
レンジローバースポーツSVブラックの最大の特徴は、その徹底した「モノクローム」表現にある。エクステリアからインテリアに至るまで、あらゆる要素がブラックで統一されており、時代を超えて愛されるオールブラックの魅力を最大限に引き出している。グロスブラック仕上げが施されたボディは、レンジローバースポーツ史上最もパワフルなこのモデルに、これまで以上の威厳と迫力を与えている。
特に注目すべきは、レンジローバーSVのラウンドロゴやフロントグリルのブランドバッジが初めてブラック仕上げになった点で、これによりステルス戦闘機のような洗練されたスポーツラグジュアリーが表現されている。
そのほかにもブラック塗装のカーボンファイバー製ボンネット、グロスブラックの23インチ鍛造アロイホイール、グロスブラックのブレーキキャリパー、そしてグロスブラックのクワッドエキゾーストなど、エクステリアにおけるブラックの表現が、その力強いスタンスと研ぎ澄まされた存在感を強調している。
インテリアもまた、エクステリアの圧倒的な存在感に呼応するようにダーキッシュで洗練された空間に仕上がっている。新開発の「SVブラックイルミネーテッドトレッドプレート」は、ドアを開ける度に視覚的なインパクトを与える。
また、触感の良いエボニーウィンザーレザーで仕上げられた彫刻的なパフォーマンスシートは、ドライバーをしっかりとホールドし、スポーツドライビングをサポートする。そして、グロスグランドブラックのフィニッシャーが、スポーティネスとラグジュアリーが絶妙に融合した室内空間を完成させている。
レンジローバーのグローバル・マネージングディレクターであるマーティン・リンパート氏は、この新型モデルについて「レンジローバースポーツSVブラックは、スポーツラグジュアリーの真髄であり、純粋なパワーとパフォーマンスと、力強く妥協を許さない、見る者を惹きつける姿勢を融合させ、大胆な反骨精神を体現しています。またレンジローバーのデザインチームは、これまでのブラックパックやオプションをはるかにを超えるナルヴィックブラック処理を、このクルマの内外装に施しました。まるで車両全体が光沢のある漆黒に浸されたかのような、この細部へのこだわりは、当社のクラフトマンシップを真に際立たせている」と述べ、その自信のほどを覗かせた。
動力性能はレンジローバースポーツ史上最もパワフル
ベースとなるレンジローバースポーツSVは、これまでで最もパワフルかつダイナミックなレンジローバースポーツであり、比類のないレンジローバーの走破性、洗練性、そしてデザインを兼ね備えつつ、最高のパフォーマンスとダイナミズムを提供している。
その性能を支えるのは、このクラスで最も先進的なサスペンションシステムである「6Dダイナミクスサスペンション」や、ウェルネス効果をもたらす感覚的なオーディオシステム「ボディ＆ソウルシート」といった革新的な技術の数々だ。
パワートレインには、最高出力635ps、最大トルク750Nmを発生する4.4LツインターボMHEV V8ガソリンエンジンを搭載。これにより、レンジローバースポーツSVブラックは、0-60mph（約96km/h）加速3.6秒、最高速度180mph（約290km/h）という驚異的な加速性能と最高速度を実現している。
この新型レンジローバースポーツSVブラックは2025年後半に受注開始予定となっている。
