英ウェールズのセント・アサンに同社2番目の工場を新たに建設するアストンマーティンは、新工場のために取得した工場用地を舞台に、あるユニークなショートムービーを公開した。
総額93億円の豪華キャスト
セント・アサンの新工場用地は、それまで旧王立空軍基地だった場所だけに、大規模な格納庫がならぶ。そこを訪れたのは、アストンマーティン・レーシングのWEC参戦ドライバーであるダレン・ターナーとニッキー・ティーム、そしてチーフエンジニアのマット・ベッカーの3人。
どうやら彼ら3人は、DBR1やヴァンテージといったヘリテージモデルから、DB5やDBSなどの“ボンドカー”、そしてラピードSやDB11などの最新モデル、はたまたOne-77やヴァルカンといったスペシャルモデルに至るまで、アストンマーティンの歴代モデルの数々を、この新工場に運び込むことを命ぜられたようだ。
翌日。彼ら3人は警備員の目を盗んで歴代モデルの並ぶ格納庫へ。そしてこの貴重な歴代モデルをとっかえひっかえ次々とドライブ。さすがはアストンマーティン・レーシングのドライバー、華麗なるドリフト走行も披露する。
彼らが贅沢なドライブを堪能し終えたころ、アストンマーティンのボス、アンディ・パーマーCEOが新工場に到着……。続きは、動画を見てご確認を。ちなみに、このショートムービーに登場する歴代アストンマーティン車の総額は6500万ポンド(約93億円)にものぼる。なんとも贅沢なショートムービー。アストンのファンならずとも必見である。