シロンとビジョン・グランツーリスモが登場
ブガッティとレゴ・グループは2026年1月1日、モルスハイムにおいて新たなコラボレーション製品となる2つのモデルを発売した。
【画像11枚】レゴになった「走る芸術品」ブガッティをしかと見る!
ブガッティ新作レゴが語る「究極のパフォーマンス」
今回発売されたのは、「レゴ・テクニック ブガッティ・シロン・ピュアスポーツ」と、「レゴ・スピードチャンピオン ブガッティ・ビジョン・グランツーリスモ」の2種である。この新作投入により、すでに展開されている「ブガッティ・チェントディエチ」および「ブガッティ・ボリード」と合わせ、史上初めて、ブガッティの4つの異なるモデルが同時にラインナップされることになった。
「レゴ・テクニック ブガッティ・シロン・ピュアスポーツ」は、敏捷性と精度を極限まで高めたとされる実車のエンジニアリングを、771点のパーツで再現している。鮮やかなオレンジのボディワークにブラックのリバリーを施したこのモデルには、可動するステアリングや開閉可能なドアとフード、さらには精巧に再現されたW16エンジンが搭載されている。製品のサイズは高さ約8cm、長さ約29cm、幅約13cm、対象年齢は9歳以上。
一方、「レゴ・スピードチャンピオン ブガッティ・ビジョン・グランツーリスモ」は、2015年に発表されたコンセプトカーをベースにしたもの。この車両はもともと、ビデオゲーム「グランツーリスモ」のために構想されたもので、1920年代から30年代のレースの歴史、特にル・マン24時間レースで勝利を収めた「タイプ57 タンク」へのオマージュが込められている。
レゴのモデルは全284点のパーツで構成されており、特徴的なホースシュー型フロントグリルやリアウイング、8つ目のヘッドライト、ルーフフィン、そして「Michelin」ロゴが刻まれたワイドタイヤまで、実車のデザインが忠実に再現されている。ブガッティのウェアを着用したミニフィギュアも付属し、コックピットに座らせることも可能だ。サイズは高さ約4cm、長さ約14cm、幅約8cmで、あらゆる世代が楽しめる仕様であると言えるだろう。
ブガッティ・インターナショナルのマネージング・ディレクター、ヴィブケ・スタール氏は今回の展開について次のように述べている。
「レゴ・グループとのコラボレーションは、刺激的な形で成長を続けています。シロン・ピュアスポーツ、ビジョン・グランツーリスモ、チェントディエチ、そしてボリードという4つのモデルが初めて同時に揃うことで、私たちはブガッティを特別なものにしている本質を、あらゆる世代のコレクターの皆様と共有しています」
「それぞれのモデルが異なるストーリーを語り、次世代のファンにインスピレーションを与えてくれるでしょう。私たちの顧客であるハイパーカーのオーナーという限られたグループから、何百万人ものファン、ゲーマー、そしてパフォーマンスを愛する人々へと対象を広げるこのプロジェクトは、非常に楽しく、情熱を持って取り組んだものです」
なお、両セットともに「LEGO Builder」アプリに対応しており、3Dでのズームや回転、製作プロセスの追跡といったデジタル機能で組み立てをサポートする。これらの製品は、ブガッティの公式オンラインストア、LEGO.com、および世界中のレゴストアにて購入可能だ。
【ル・ボラン編集部より】
モルスハイムの門外不出たる「走る芸術品」が、机上の現実として降臨する。数億円の対価以上に、その哲学を理解する者のみに開かれたブガッティの世界。だが、このレゴ・テクニックに見るW16エンジンの精緻なギミックは、内燃機関の極致を指先で追体験させるに十分な説得力を持つ。タイプ57の系譜を継ぐビジョンGTを含め、これらは単なる玩具ではない。手のひらサイズに凝縮された、濃厚なエンジニアリングの学習教材であり、コレクターの心を揺さぶる小さな「資産」である。
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