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【世界限定10台】そのロゴを凝視せよ。マクラーレン「アルトゥーラ・スパイダー」F1王座10冠を祝う、粋な“隠し絵”

マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー MCL39 チャンピオンシップ・エディション

マクラーレンF1、通算10度目の栄冠。その歓喜を永遠に閉じ込めた一台

マクラーレン・オートモーティブは2026年2月3日、マクラーレン・レーシングが通算10度目となるF1世界コンストラクターズ選手権タイトルを獲得したことを記念し、特別限定車「アルトゥーラ・スパイダー MCL39 チャンピオンシップ・エディション」を発表した。このモデルは、2025年シーズンの劇的な勝利と、ランド・ノリスによる初のF1世界ドライバーズ・チャンピオン獲得という二冠の快挙を称えるものであり、世界でわずか10台のみが生産される極めて希少なコレクターズアイテムだ。

【画像11枚】王者ランド・ノリスの直筆サイン入り。F1の栄光を刻んだ「アルトゥーラ・スパイダー」の特別なコクピットを見る

MSOが描く“MCL39”の再来。鮮烈なオレンジに潜む「歴代マシンの記憶」

この限定モデルの最大の特徴は、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が手掛けた精巧なリバリーだ。2025年の世界選手権優勝マシンである「MCL39」を彷彿とさせる、MSOビスポークのマイヤンオレンジとオニキスブラックを組み合わせたハンドペイントのカラーリングがボディを彩る。さらに、10度目のタイトル獲得を記念した特別なディテールが随所に配されている。車体に描かれた「10」のモチーフには、10個の星とともに、これまでコンストラクターズ選手権を制した歴代すべてのマクラーレンF1マシンのアウトラインが緻密に描かれているのである。

足元にはグロスブラック仕上げの10スポーク超軽量ダイナモ鍛造アロイホイールが装着され、マイヤンオレンジのブレーキキャリパー(ブラックのマクラーレンロゴ入り)が強烈なアクセントを加えている。また、ステルス・バッジ・パックやステルス・エキゾースト・フィニッシャーを備えたスポーツ・エキゾーストも装備され、外観の特別感をさらに高めている。

コックピットはF1直結。L.ノリスとO.ピアストリの直筆サインが刻まれる

室内空間もまた、MSOの職人技によって特別な仕様へと昇華されている。ヘッドレストにはマクラーレン・オレンジで「10」の刺繍が施され、ステアリングホイールの12時位置にはマイヤンオレンジのマーカーと「10」のディテールが加えられた。パフォーマンス・カーボン・ブラックのアルカンターラとジェット・ブラックのナッパレザーを基調に、マクラーレン・ビジョン・オレンジのパイピングが施されたインテリアは、優勝マシンのイメージと重なるスポーティーかつ上質な空間を演出している。

特筆すべきは、シルフィニッシャーのサテンカーボンファイバー部分に、現役F1ドライバーであるランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両名のサインが手書きで入ることだ。また、センターコンソールには限定車であることを示すカスタム・ケースメント・プレートが設置され、ラゲッジルームには2025年シーズンの勝利、ポールポジション、ファステストラップの記録を刻んだカスタム・トラック・レコード・プレートが備え付けられている。

所有することは、歴史の一部になること。オーナーだけに許された特別な体験

ベースとなるアルトゥーラ・スパイダー自体も、2025年にオートカー・アワードで「ブリテンズ・ベスト・ドライバーズ・カー」に、オート・エクスプレス・ニューカー・アワードで「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー2025」に選出されるなど、次世代の高性能ハイブリッドスーパーカーとしての地位を確立している。今回の限定モデルの購入者には、車両本体だけでなく、マクラーレン・ブランドやレーシングの遺産を深く体験できるテーラーメイドの機会や、非常に希少な2025年F1コンストラクターズチャンピオンシップのコレクターズ記念品も提供される。

マクラーレン・オートモーティブのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるヘンリク・ヴィルヘルムスマイヤー(Henrik Wilhelmsmeyer)氏は、「F1レースの興奮と、顧客のライフスタイルに合わせた体験を融合させ、ファンとブランドのつながりを感情的なものから有形なものへと広げたい」と述べている。この限定車は、マクラーレンが誇るモータースポーツの輝かしい歴史と、最新のエンジニアリング技術が融合した、ファンにとって感涙必至の一台といえるだろう。

【ル・ボラン編集部より】

昨年の「MCL38」仕様に続き、またしても心憎い一台が登場した。マクラーレンの核心は、ハイブリッド化されてなお失われない、ステアリング情報の純度にある。アルトゥーラ・スパイダーは、それをオープエアで享受できる稀有な存在だ。F1の栄光を纏ったMCL39仕様は、視覚的な刺激こそ強烈だが、本質はあくまでドライバー中心の走りにある。V6ツインターボとモーターが織りなすシームレスな加速は、現代F1の系譜そのもの。希少なコレクターズアイテムだが、ガレージに飾るだけでなく、ワインディングでその「しなやかさ」を解き放ってこそ、真の敬意といえるだろう。

【画像11枚】王者ランド・ノリスの直筆サイン入り。F1の栄光を刻んだ「アルトゥーラ・スパイダー」の特別なコクピットを見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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