この道、この旅。

【YANASE presents】「この道、この旅。」~徳島県土佐浜街道編

「ル・ボランBOOST」は2017年12月22日より「ル・ボランCARSMEETweb」へ移行しました。

美しい国を、愛しいクルマで

 

FILE.12 徳島県土佐浜街道 編(国道55号)

全国のヤナセから試乗車を借り、ドライブに出かける本企画。年末年始のドライブスポットとして提案するのは、徳島県と高知県の海岸線を走る土佐浜街道(国道55号)。比較的温暖なエリアで、関西方面からのアクセスもよく、そしてこの時期にはふさわしい、幸運の夕日を拝める場所があるからだ。

 

風を感じながら駆け抜け、美しい夕日に出会う

▲土佐浜街道は徳島藩政時代に整備された阿波五街道のひとつで、阿波国(徳島)の南方を通って土佐国(高知)に通じた道。その大部分は現在の国道55号と重なり、徳島県のかちどき橋付近から始まり、室戸岬の海岸線を通り高知県庁まで続く、全長210kmに及ぶ道だ。遍路道としても利用されていて(※遍路道は時代により変遷し、いま現在もルートは固定化されていない)、また要所要所には幕末の志士たちの銅像も立つ。

徳島県の中心部から東海岸線を通り高知県中心部に至る道は、かつて徳島藩が整備した阿波五街道のひとつで土佐浜街道と呼ばれていた。昔は阿波(徳島)随 一の難所と言われ、お遍路さんはだいぶ苦労したそうだが、現在の土佐浜街道の多くは国道55号と重なり、特に高知県の海沿いは気持ちのいいドライブスポットとして知られている。

 

▲淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋も爽快で気持ちのいい道。橋周辺には鳴門の渦潮や大塚国際美術館など見所も多く、足を伸ばしてみるのもオススメ。関西方面からは明石海峡大橋、大鳴門橋を渡り、約2時間(大阪市中心部—徳島市中心部)でアクセスできる。

「徳島に限らず四国は風が気持ちいいんですよ。地元から友達が遊びに来た時は、窓全開で走り、風を感じてもらうんです」

クルマをお借りしたヤナセ 徳島支店の若手スタッフに徳島のよいところ聞くと、こんな答えが真っ先に返ってきた。風を愉しむ旅。さっそくステアリングを握るのが楽しみになった。

 

▲1階と2階の屋根の間に「うだつ」と呼ばれる壁がある旧家が並ぶ脇町。

ヤナセ 徳島支店から近くの新町川に掛かるかちどき橋付近が、国道55号の始点となり、ここから内陸路を約1時間南へ走る。

国道55号が最初に海沿いへ近づくセクションには、西日本屈指の水質を誇る田井ノ浜が現れる。夏は海水浴場として賑わい、目の前には海水浴シーズンのみ牟む岐ぎ線が停車する田井ノ浜駅がある。数台の駐車スペースもあるので、冬のドライブならば、クルマを置いて海辺でひと休みするのもよいだろう。遠浅の浜辺から聞こえる穏やかな波音がとても耳に心地よい。

 

▲つい写真を撮りたくなる駅と線路と田井ノ浜。

さらに15分ほど走れば、日和佐駅付近に到着し、ここには四国八十八箇所では23番目の霊場にあたる薬王寺がある。お遍路コースでは、室戸岬の最南端にある24番目の最御崎寺までの約75kmを、内陸の国道55号をひたすら南下する現代版”難行苦行“区間と恐れられているが、それはドライブも似ていて景色は少々退屈になる。そこで牟岐駅付近までの約17kmは、南阿波サンラインで海岸線をひとっ飛びするのがオススメだ。

 

▲大鳴門橋周辺は景色の良い爽快な道も多く、散策してみるのもオススメ。

さて、ここからが土佐浜街道のメインステージ。窓を下ろしシーサイドラインを駆け抜けよう。強めに通り抜ける風が気持ちいい。夏や秋は台風の影響で通行規制が敷かれることも少なくないだけに、この道は冬のドライブコースとして最適なのだ。また、急勾配や急カーブがほとんどない走りやすい道な上、室戸岬東側(徳島側)はリアス式海岸の眺望が目を楽しませてくれる。また今回お借りしたGLCクーペもアクセルとステアリングのレスポンスがよく、軽快なドライブをサポートしてくれた。

 

▲津呂山を上る室戸スカイラインもワインディングが気持ちいい道。

室戸岬の最先端に着いたのはちょうど夕暮れ。運がよければ神秘的な日の入りが見られるスポットだけに、淡い期待を抱きながらGLC越しにカメラを構えて、沈みゆく太陽を眺めていた。

 

土佐浜街道~旅の風景

▲大鳴門橋遊歩道の「渦の道」では、ガラスの床下から渦潮が見られる。

 

▲砂礫層の侵蝕で生まれる土柱は、アメリカの「ロッキー山脈の土柱」とイタリアの「南チロルの土柱」と「阿波の土柱」しかない貴重な自然現象。

 

 

今回試乗車をお借りしたお店
株式会社ヤナセ 徳島支店
(メルセデス・ベンツ徳島)

〒770-0939 徳島県徳島市かちどき橋2-5
TEL:088-656-1171/ショールーム・アフターサービス

 

徳島の中心地にあるアクセスしやすい販売拠点

「徳島県は堅実なお客様が多く、性能や価値を十分に吟味されるので、より丁寧な接客を心がけております」と話すのは、ヤナセ 徳島支店に勤務する兼松さん。大学進学で兵庫から徳島に越して来た当時、住んでいたアパートの一階がサーフショップだったことから、美しい海でのサーフィンに没頭。大学では五穀豊穣や豊魚を祈願する「ちょうさ祭」を研究し、気がつけば徳島が大好きになってしまったと、人懐っこい笑顔で笑う若手セールスパーソンだ。オススメのサーフポイントやとっておきの観光スポットなど、徳島愛溢れる“兼松さん情報”は、徳島の魅力がよりいっそう深まるネタが満載。

 

冬のドライブはワンランク上のひと時を!

冬のドライブでワンランク上の時間を過ごされたい方にオススメなのが、「ヤナセ プレミアムカー レンタル」。まずは下記のWEBサイトでスタンバイする輸入車をご覧いただきたい。ラグジャリーなセダンから利用料金の安いコンパクトカーまで、様々なニーズに応えてくれることが分かるだろう。

またドライブルートやスポットを探しているなら、この「この道、この旅。」のアーカイブ記事を参考にするのもオススメ。暖かい地域のドライブコースもいくつかあり、「ヤナセ プレミアムカー レンタル」にラインナップされるクルマや近しいモデルによるドライブレポートも掲載されているので、きっと素敵な旅のお手伝いができるはずだ。

ヤナセ オフィシャルサイト
https://www.yanase.co.jp

ニッポンレンタカーホームページ
http://www.nipponrentacar.co.jp

LE VOLANT web編集部

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