気になる価格は2億円超えが確実!?
ブガッティが昨年11月に「2016年のジュネーブ・モーターショーに出展する」と宣言したニューモデル「ブガッティ・シロン」の画像がFacebookにて公開された……といってもかろうじて正面からのシルエットだけ。とはいえ、ヴェイロン以上に張り出しているようにも見えるフェンダーの造形や、ブガッティ伝統の馬蹄型ラジエターグリルの存在は確認できる。
このシロンは、10年間でシリーズ総数450台とした限定生産が1年ほど前に完了したヴェイロンに代わり、今後しばらくのあいだ、ブガッティ唯一のプロダクションカーとなる。その名称は前任車のヴェイロンと同じくレーシングドライバーからいただいたもので、1920年代末から1930年代にかけてブガッティ・ワークスのエースとして活躍したルイ・シロンにちなんでいる。
「簡潔にいえば、“最高”をさらに優れたものにします。シロンはあらゆる点で新しい基準を打ち立てるでしょう。私たちはこれからも、もっとも速く、もっとも豪華で、もっとも突出したスーパーカーを送り出していきます。それがブガッティの、そして私たちの顧客の望むものなのです」というヴォルフガング・デュルハイマーCEOのコメントのとおり早くも注文が続々と舞い込んでおり、すでに受注数は100件以上に達しているとのこと。
果たしてシロンにはいったいどれほどのスペックとプライスタグが与えられるのか。現地時間3月1日9:45から予定されているジュネーブでの公式発表が待ちきれない!