BMW Mの新しい面白さを提示
BMWは3月6日に開幕したジュネーブ・ショーにおいて、「BMWコンセプトM8グランクーペ」を初公開した。このモデルは新型「8シリーズ・グランクーペ」とともに、2019年に市販型が発表される見通しだ。
コンセプトM8グランクーペは、6シリーズや4シリーズのグランクーペと同様に4枚のドアをもつクーペスタイルが特徴。すでに発表済みのコンセプト8シリーズと共通する、BMWの新しいデザイン言語によって形作られている。
長いホイールベースや長いボンネット、ワイドなスタンス、そして流れるルーフラインを描くプロポーションは、スポーティなクーペのシルエットをダイナミックに表現している。フロントマスクでは、六角形モチーフのヘッドライトやダイナミックな走りの印象を高めるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のフロントエアインテークが特徴的だ。
グリーンからグレーがかったブルーへと見る角度や光の加減によって見え方が変わる特殊なボディカラーは、ヘッドライトやキドニーグリル、ウインドウフレーム、ホイールなどにあしらわれるゴールドカラーとの調和によって、まったく新しい表情を見せている。
BMWでは、コンセプトM8グランクーペの外観に、BMW Mの中核となる価値とエレガンスを兼ね備え、これからのBMW Mの新しい面白さを提示したという。