「BMWヴェルト」が大会の会場に
BMWファンならご存知だろうが、2007年秋、BMWグループはドイツ・ミュンヘンの本社ビルの隣に、「BMW ヴェルト(ドイツ語でワールドの意味)」と呼ぶ、ある種のテーマパークを開設した。この施設はBMW車の最新モデルやF1の展示、キッズコーナー、カフェ、そしてBMWライフスタイルショップで構成されている。加えて新車のカスタマーセンターとしての役割も担う。
そんなBMWヴェルトで7月28日、DRL(ドローン・レーシング・リーグ)の世界大会「DRLアリアンツ・ワールド・チャンピオンシップ2018」が開催された。BMWはDRLのオフィシャルパートナーとなっている関係で、今回、BMWヴェルトが大会の会場となったのである。
この大会に参加した12名のドローン・パイロットは、BMW車の展示されているフロアを含めた3次元コースを使用し、飛行距離100km以上、1時間にわたる熱戦を繰り広げた。集まった観客は、アウトドアのゾーンを含めると3000名にのぼったという。
この場所で行なわれたのは同大会の準決勝で、勝ち上がった選手はサウジアラビアで開催されるイベントに進むことができ、そこで今シーズンの優勝者が決められるとのこと。