BMW発の「SAV」らしい仕上がりをアピール
BMWは8月10日、現在開発を進めている新型SUV「BMW X7」のプロトタイプがテスト走行する模様を公開した。
2018年末に正式デビューが予定されている新型車のX7は、同社がSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶXシリーズの最新にして最大のラグジャリーSUVだ。
公開された動画には、米国サウス・カロライナ州の同社スパータンバーグ工場で生産されたプロトタイプが、南アフリカでテスト走行する模様を収録。郊外のオンロードはもちろん、砂利道や雪上など、さまざまな環境で走行する様子が確認できる。
最高のオフロードパフォーマンスと優れたドライビングダイナミクスの組み合わせは、BMWがこれまで送り出してきたXシリーズの例に漏れないものと、BMWはアピールしている。公表された車両はボディに偽装が施されているものの、そのアピアランスはX7を名乗るにふさわしい堂々としたもの。当然、広々としたキャビンスペースが想像でき、新世代BMW車にふさわしい洗練されたデザインや質感を湛えていることは、想像に難くない。
ちなみに、BMWは今回公開したテスト走行以外にも、スウェーデンでのウィンターテストをはじめ、あらゆる場所でテストを重ねてきており、その実力を確認済みとのことである。