併催4大会の見どころは?
静岡県の国際レーシングコース「富士スピードウェイ」では、2018年8月25日(土)、26日(日)の2日間に、「インタープロトシリーズ第2大会」および「競争女子! KYOJO CUP第2戦」「2018 富士チャンピオンレース シリーズ 第3戦」を開催する。 また、併催レースとして、電気自動車による「全日本富士EV 50kmレース大会」が行われる。
1.インタープロトシリーズ
インタープロトシリーズは、ル・マン24時間レースで日本人初の総合優勝を果たした関谷正徳氏プロデュースのワンメイクレースで2013年から開催されている。専用マシンによるイコールコンディションで好バトルが繰り広げられる人気シリーズだ。 プロフェッショナルクラスには、昨年のSUPER GTチャンピオンの平川亮選手をはじめ、石浦宏明選手、ロニー・クインタレッリ選手、関口雄飛選手などのトップドライバーに加え、新進気鋭の坪井翔選手、山下健太選手、宮田莉朋選手といった若手ドライバーが参戦。スタートからゴールまで、見ごたえたっぷりのレースは必見だ。
2.競争女子! KYOJO CUP
インタープロトシリーズと同じく、関谷氏がプロデュースする「KYOJO CUP」は今年で2年目。プロレーサーを目指す女性たちにスポットライトをあて、子供たちにレーサーやクルマに憧れをもってもらうことにより、クルマ社会を活性化させるために始まった新たなカテゴリーだ。 昨年のチャンピオン小山美姫選手が開幕戦を制し、連勝に期待がかかる第2戦。レースクイーンから転向した星七麻衣選手に加え、おぎねえ選手、藤島知子選手らが一矢を報いるべく、激しい戦いを仕掛けるものと予想される。乞うご期待!
3. 2018 富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦
年間6戦開催されるアマチュアレース「富士チャンピオンレース」は、1960年代から日本のモータースポーツを底辺で支えてきた伝統のカテゴリーだ。 市販車を中心に、様々な車種のクラスが存在し、それぞれのクラスでのタイムが競われる。 2018年の第3回戦となる今回は、人気スポーツ車種「マツダ・ロードスター」を使用した「ロードスターカップ」など、計5レースが行われる。
4. 全日本EV-GP SERIES 第4戦「全日本富士EV50kmレース大会」
近年注目を集める、電気自動車によるレースが行われるカテゴリー。スピードの追求だけでなく、ゴールまで電気を使い切らないで到達するとための戦略も重要になってくる頭脳戦。 本年度はテスラが圧倒的な実力を見せつけているが、日産、三菱ら国産勢がどこまで食い下がることができるかが見どころだ。
子供や女性が楽しめるイベントも!
レース以外のイベントも充実している。26日は、パドックにてインタープロトの参戦選手が出演する「ドライバーズトークショー」、スーパーカーに同乗できる「スーパーカー同乗体験」、「キッズカート」などを行うほか、ピットビル2階のクリスタルルームでは、英国式リフレクソロジー、フットボディセラピー、アロマハンドトリートメント、ジェルネイルなど、女性も楽しめるイベントが満載だ。
開催日:2018年8月25日(土)・26日(日)
入場料:土曜日1,000円、日曜日2,000円。(駐車料金は無料)なお、静岡県小山町、御殿場市、裾野市に在住・在勤・在学の方は入場無料。
会場:富士スピードウェイ
〒410-1307 静岡県 駿東郡小山町 中日向694