三菱自動車は3月に発売したクロスオーバーSUV「エクリプス・クロス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」に選出されたことを発表した。
エクリプス・クロスは、スタイリッシュなクーペフォルムにダイナミックなSUVの機動力を融合させたクロスオーバーSUV。個性的デザイン、四輪制御技術による安心して楽しめるドライブフィール、新たな楽しみをもたらすコネクティビティを特徴としている。
エクステリアデザインではSUVとしての高いアイポイント、十分なグランドクリアランス、そして広い室内スペースを確保しながらも、ベルトラインや彫刻的なキャラクターラインによるウェッジシェイプ、前傾したリアウインドー、テールゲートを直線的に落とし込みオーバーハングを切り詰めたリアエンド、大きく張り出した筋肉質な前後フェンダー等により、新しいSUVクーペスタイルを実現している。
個性的なボディサイドの造形が決め手に
今回の受賞は、「ボディサイドの大胆なウェッジシェイプが鮮烈な印象を残している。また、サイドを鋭くえぐるようなキャラクターラインも個性的で、ドアハンドルもこのラインに合わせた造形として一体感を持たせる一方、リアウインドウを上下2毎年て良好な後方視界を確保するなど、細部までこだわりを感じる。前端と後端でルーフ断面を変え、クーペ的なシルエットとSUVに求められる居住性を両立した技にも関心した」と審査委員に評価され受賞に至った。
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推進の運動となっている。そして、これまで60年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、受賞件数は45,000件以上にのぼっている。また、今日では、国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞となり、受賞のシンボルマークである「Gマーク」は、優れたデザインであることを示すシンボルとして、広く親しまれている。