サーキット走行のテストで順調な開発状況をアピール
11月9日、BMWは現在開発を進めている新型8シリーズのトップパフォーマンスモデル「BMW M8クーぺ」のテスト走行の模様を公開した。
公開された写真は、ポルトガルのエストリル・サーキットでのシーン。偽装ボディのプロトタイプ車両がコースを駆け抜ける様子が確認でき、開発が順調に進んでいることをうかがわせる。
新型M8には、Mツインパワーターボ技術を搭載し、最高出力600psを引き出すV8エンジンを搭載。後輪駆動モードを備えた4輪駆動システム「M xDrive」を組み合わる。
BMWによれば新型M8は、軽量化や低重心化、前後重量配分の最適化、そして最適なホイールベースと幅広い前後トレッドを実現しており、パフォーマンスを重視したコンセプトで開発されているという。さらにBMW Mモデルにふさわしいダイナミックな俊敏性や敏捷性、そして各コンポーネントの精度は新しい次元に入っていることがアピールされている。
この新型M8クーぺは2019年に市場に導入される見通し。さらにその先にはM8コンバーチブルや、4ドア版のM8グランクーペの登場も控えているとのことだ。