新しい直列6気筒エンジンの搭載も話題
デビュー間近のEクラス・ステーションワゴンがスクープされた。現行Eクラス・ワゴンよりもルーフラインのカーブは弧を強め、よりスタイリッシュなデザインになることがよくおわかりいただけるだろう。ルーフレールは埋め込み式となり、デザイン面だけでなく空力特性にも貢献。ウインドー下端のラインよりも上はリアに向かって少し絞りが強まったので、荷室の上方はやや従来より幅が減っているかもしれないが、ここは空力的メリットが大きい部分だし、何より見た目のスマートさが増す。
このところワゴンの世界はシューティングブレーク流行りで、長くて薄いデザイン路線が人気なのだが、代々ワゴンとしての実用性を重視してきたEクラス・ワゴンは、テイストこそその流れに乗っているものの、きちんと実用主義の伝統は継承しているようなのでひと安心。正直にいって日本の交通事情を考えると、Eクラスより大きなワゴンは扱いやすいとは思えないからだ。
エンジンはサルーンと同じ4、6、8気筒のラインナップで、6気筒が新しい直6に切り替わるのも同じ。V6から直6では先祖返りみたいだが、ターボの配置や冷却系の取り回しなど、いまどきの技術的要求に直6の方が対応しやすいのも事実なのだ。
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