ロー&ワイドなスタンスを強調
トヨタ自動車のアメリカ現地法人であるトヨタUSAは、3月23日から開催されるニューヨークショー2016で、マイナーチェンジを受けたトヨタ86を披露すると発表した。
トヨタ86はこれまで、北米市場ではサイオンブランドのモデルとして「FR-S」の名で販売されてきたが、同ブランドの廃止に伴い、新型からトヨタ86として発売される運びとなった。
新型86は、新しいデザインのバンパーを採用したことにより、ロー&ワイドなスタンスをいっそう強調したアピアランスが特徴だ。前後のライトもLEDが用いられた新意匠となる。ホイールのデザインも一新された。
メカニズム面では、2.0リッター4気筒エンジンの最高出力がこれまでの200psから205psに引き上げられたほか、サスペンションのチューニングやマニュアルトランスミッションのギア比見直しなどが変更点に挙げられる。また、安全で快適な坂道発進をサポートするヒルスタートコントロールも盛り込まれた。
新型の86は2017年モデルとして、いまのところ2016年の秋頃から発売がはじまるとアナウンスされている。