その瞬間はまさに鳥肌モノ!
日産GT-Rが高速ドリフトのギネス認定速度記録を更新したのは「ギネス認定! ニッサンGT-Rが世界最高、時速304.96kmで大ドリフト!」で既報のとおりだが、新たにそのときの走行シーンを収めた動画が公開された。
ギネスの規定により、許された試行はわずか3回。そのすべてで従来記録の217.97km/hを超えたが、3回のうちでもっとも高かった速度が304.96km/hだったということのようだ。
滑走路を全開で加速していったGT-Rがヒラリとテールスライド状態に持ち込まれる瞬間はまさに鳥肌もの。盛大に白煙を吹きながら300km/hオーバーで横向きに驀進する姿を見るとよくぞ車体が、特にタイヤやホイールが耐えられたものだと感心せずにはいられない。
動画によれば、チャレンジが実施されたのは「GT-R、世界記録」の宣言が日産から出された前日の3月3日。使用された最高出力1380hpを誇る2016年モデルのGT-Rは排気量が4.0リッターに拡大されており、最高速度は350km/hにも達する仕様であったことも明らかにされている。