605馬力は宿敵メルセデスAMG S63超え
4月19日、アウディ ジャパンはS8のトップパフォーマンスモデルとして「アウディS8 plus」を発表し、同日発売した。S8比でエンジン出力を85ps/50Nm増強し、各部のデザインを見直すことでスポーティさと先進性を強調したモデルで、価格は2008万円となっている。
4.0リッターV8ツインターボエンジンと8速ティプトロニックトランスミッションを組み合わせたパワートレインは、S8と同様ながら最高出力は605psとされ、最大トルクは700Nm、短時間の“オーバーブーストモード”では750Nmを発生する。これにより0-100km/h加速は4.1秒から3.8秒へと短縮され、最高速度は305km/hに到達。その一方で気筒休止システムのシリンダー・オン・デマンドやスタートストップシステムは引き継がれており、高効率を両立している。
シャシー面は、フルタイム4WDシステムの“クワトロ”やリアスポーツディファレンシャル、アダプティブエアサスペンションスポーツはS8と共通ながら、セラミックブレーキシステムが標準装備化されたほか、タイヤサイズが1cm幅の広い275/35ZR21に変更された。
そのほか、ブラック基調のシングルフレームグリル、カーボンを配した前後バンパー、ボディ同色ミラーハウジング、リアスポイラー、ブラックのウインドートリム、スモーク仕様のリアライト、5ダブルアームデザインのポリッシュタイプ21インチアルミホイール、スポーツエキゾーストシステムで外観を差別化。またアウディプレセンスプラスやブレーキガイド、サイドアシスト/アクティブレーンアシストといった安全装備は、S8と同じくすべてが標準装備となっている。
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http://www.audi.co.jp
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Text:Hidemitsu HOSHIGA Photo:AUDI JAPAN
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Colour: Florett Silver matt
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