第2セットは6-0の“ベーグル”で完勝
4月24日に決勝戦が行なわれれたポルシェが主催するWTA(女子テニス協会)のトーナメント「ポルシェ テニスグランプリ」で、アンゲリク・ケルバー選手が優勝を果たし、同トーナメントではドイツ人初となる連覇を達成。優勝賞品の「ポルシェ718ボクスターS」を獲得した。
ケルバーと決勝戦を闘ったラウラ・シグムンド選手は第1セットを一時4-2でリードしたものの、善戦もそこまで。疲れを見せはじめたシグムンドに対してケルバーは攻勢に転じ、4ゲームを連取して第1セットを取ることに成功。その勢いのまま第2セットを6-0の“ベーグル”で奪取したケルバーが、1時間21分の熱戦を制してストレートで優勝を飾る結果となった。
ポルシェSEの監査役会会長を務めるDr. ヴォルフガング・ポルシェ氏から優勝トロフィーを手渡されたケルバーは「1月の全豪オープンでの優勝が偶然ではなかったことを証明する必要がありましたし、このトーナメントの連覇は私にとって本当に特別なものになりました」とコメント。優勝セレモニーではポルシェAG社長のオリバー・ブルーメ氏とともに賞品の718ボクスターSに乗り込み、「こんな素晴らしいクルマを獲得できる試合なら毎日でもかまいません」と笑顔を見せた。
ケルバーは昨年の本トーナメントでも優勝賞品としてポルシェ911カレラ4 GTSカブリオレを手にしており、オープン・ポルシェの獲得はこれで2台目となる。
なお、ダブルスではカロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ組が第1シードのマルチナ・ヒンギス/サニア・ミルザ組を下して優勝し、ポルシェ モータースポーツカラーをまとったハイエンドカーボンフレームのオフロードバイク「ポルシェ バイクRX」を優勝賞品として贈られている。
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Text: Hidemitsu HOSHIGA Photo:PORSCHE JAPAN
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